2006年6月14日に了徳寺大学の校内に完成した「モネの庭」が、報道関係者に公開されました。
フランス・ジヴェルニーにある画家、クロード・モネの庭園(アトリエ)に保存育成されている手植えの睡蓮5株が、平松礼二氏(了德寺大学学長・日本画家)の日本・フランス研究制作「ジャポニズム」シリーズへの記念として、2000年12月モネ財団より贈呈されました。
以後、平松氏が育成管理し30株に増やし、2006年4月の了德寺大学開学にあたり大学構内に「モネの庭」を設置することとなったため寄贈したそうです。
大学の庭園名は、フランス学士院(アカデミー)の終身理事アーノルド・ドートリーヴ氏から“Homage a Claude Monet” - Japonisme de Reiji Hiramatsu (オマージュ ア クロードモネ ジャポニズム ドゥ レイジ ヒラマツ)と命名されました。 日本ではフランスアカデミー及びモネ財団から直接睡蓮の贈呈を受けたのは、豊橋市動植物公園(愛知県)、北川村モネ・マルモッタン(高知県)などがありますが、東日本では初めての公開となります。了徳寺大学では、人材育成には美しい環境を供すべきとの理念の一環として設置されたほか、日本文化芸術の研究や、市民交流の場として活用したいと考えてるそうです。
6月18日、7月16日に予定されているオープンキャンパス実施日には一般公開も予定されています。
※一般のお客様用の駐車場はありません。必ず公共交通機関をご利用ください。
池にかかる橋の上にて、学長の平松礼二氏
睡蓮だけではなく様々な草花が植えられた池の周囲はとても綺麗です

正門の横には立派な庭園もあります

池の北端から海方向を望むとこんな風景です

赤系、黄系、白系の3色の睡蓮の花が楽しめます。




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