第34回 忙しいけどホームパーティーしたい！
簡単ローストチキン　with Slowcooker

季節の食卓2009年7月号でも使用した“Slowcooker（スロークッカー）”。
テラコッタと陶器、ボウルと皿、調理鍋で器、オーブンでもレンジでも使えて、保湿しながら熱が入るからしっとり仕上がる。そして何よりシンプルでカッコイイ。和でも洋でも、いつもの器と並べても、テーブルのコーディネーションがワンランクUPする不思議なSlowcooker。そんな魅力に取りつかれていろいろ作って遊んでいるうちに、すっかりSlowcookerマスターになりました。

12月、クリスマスや忘年会などホームパーティーが多くなる時期。ただでさえ忙しくて手間をかけられないのに、パーティーなんて…でも、買ってきたものを並べるなんてイヤ！という方にオススメのSlowcookerで作るパーティーメニューです。食材を入れて、オーブンやオーブンレンジにかけておくだけ。出来上がったらそのまま食卓へ。たとえ作る人が「手抜きしちゃった・・・」と思っていても、食材にはじっくり火が入り旨味たっぷりに出来上がります。パーティーのメイン料理にどうぞ。

フタあり／フタなしで、焦げ目の付き方が違います。皮が柔らかなスチームチキンも、皮がパリパリのローストチキンもお好みで。

これが、うわさの“Slowcooker”。
機能的でデザイン性の高い、オランダのroyal VKBの新商品。
いよいよこの12月に、日本で発売開始します！

■私の愛読Webマガジン「Verita」でも取り上げられています。

1. Slowcookerのテラコッタボウルを水に浸しておきます。

2. Slowcookerの白皿に、処理済みの丸鶏（1kg～1.5kgくらい）を置き、皮全体に包丁の先を刺して味が染みこみやすくします。
   
   
3. 前、背中、お腹の中に各大さじ1弱ずつ塩を振り、手でマッサージするように揉みこみます。塩の粒が溶けてなくなるくらいまで。お腹の中や、手羽元、足の付け根もしっかりと。
   
   
4. 醤油（大さじ2）、オレンジジュース（大さじ1）、はちみつ（大さじ1/2）を混ぜたものを肉全体にかけながら、揉みこみます。
   

5. じゃがいも（大1コ）は良く洗って皮つきのまま一口大に。小さいものならそのままゴロゴロと。
   たまねぎ（1/2コ）は皮をむいてざく切りに。ミニたまねぎのペコロスなら皮をむくだけ。
   ミニトマト（6コ）は洗ってヘタを取ります。
   塩こしょうを振り、オリーブオイルをかけて全体を混ぜておきます。
   

6. 鶏肉全体にオリーブオイルを塗り、鶏肉の下にタマネギ、脇にじゃがいもとトマトを詰め、テラコッタボウルをフタにしてかぶせます。

7. 210℃のオーブンで90分。
   
   ◆皮を固めのパリパリにしたい方は、60分くらいでいったん取り出し、下に溜まった肉汁を肉にかけながらフタを外したまま残り20分焼きます。
   
   ◆コンビ機能がついているオーブンをお持ちの方は、コンビ210℃で50分～60分くらいです。
   
   ◆時間は、鶏の大きさにより異なりますので、加熱が足りなければ追加してください。
   
   
   
8. レモンやライムを添えて、いただきます！
   

• 塩を揉みこんだ後、こしょうを振って、ハーブオイル（オリーブオイルにローズマリーやタイムなどのハーブを漬け込んだもの）だけでもシンプルでおいしく出来ます。
  
• 焼く前に、最初の切りこみのところにスライスしたにんにくを刺しても◎。
  
• 鶏が大きくて、テラコッタのフタを閉めるのがやっと・・・という場合は、テラコッタに水を含ませた後、油を塗っておくとくっつきません。
  
• 出来上がり後、フタを閉めてテーブルに置いておくとSlowcookerは保温力があるので、あたたかさが持続します。
  

Slowcooker日本発売記念に、ショップチャンネルでSlowcookerを紹介することになり、
Slowcookerファンの加賀谷恭子がゲストとして出演させていただくことになりました。
1回目：2009年12月18日（金）3:00-4:00
2回目：2009年12月21日（月）8:00-9:00
ケーブルTVか、こちらでもご覧いただけます。