季節の食卓

 

みなさん、こんにちは。フードビジネスコーディネーターの加賀谷恭子です。

仕事がら、いろんな食材を扱って調理をしています。食材は、季節ごとにおいしいものがあって、それは普段忘れかけている昔ながらのものもあれば、新しく生まれたものまで、本当に様々。折角ですから、これから私が出会ったいろんな食材を少しずつ取り上げて、食材のことから考えて作る“季節の食卓”をテーマに、コラムを毎月更新していこうと思っています。 
中でも、私はお野菜を中心とした極々シンプルな調理のごはんを得意としております。だって、農家のみなさんが手間隙かけて作った、自然のチカラが溢れんばかりのお野菜に触れると、余計なことはしちゃいけないなって思うんですよ。お野菜とじっくりお話して、一緒に調理法を決めたりしています。

複雑な調理や、派手なディスプレイはしません。普段、おうちで出来て、いつもよりちょっぴりステキ…という食卓を提案していきます。食べ物を見たり、触ったり、おうちでのごはんが楽しい!って思っていただけたらうれしいです。気が向いた時に、ふらりと見に来てくださいね!

 

第59回 思い立ったらコンビニへ!
時間がなくてもなんとかなるさ。
生チョコつくっちゃおう!の巻

手土産に何かちょっとしたものを作って持っていきたいな。と思うことがよくあります。でも、大抵の場合「あ!そうだ。明日…」って深夜に思いつき、コンビニに走ることになるんです。
これ、どうやら私だけでなく、残業して帰ってくるころにはスーパーも閉まっていて、お菓子やお花を買っていくのも仰々しいし、なにか出来ないかしら?と思っている方がいらっしゃるようで。
今回は、そんな方のためのお気軽手土産シリーズです。
コンビニで調達したもので、家にある鍋やタッパーを使って作ります。

<材料>

材料
板チョコ(ブラック) 1枚(55g)
牛乳 50g
クリープ 30g
練乳 25g
ゆず皮砂糖漬け 1袋(23g)
ココア 適量
  • 写真の抹茶ラテは、私が作りながら飲む用なので、レシピには登場しません
  • 今回は市内のローソンにて調達

<作り方>

  1. ゆず皮はみじん切りにしておき、チョコレートは線の通りに一口分ずつ割ります。
  2. タッパーにチョコレートを入れ、フタなしで電子レンジで1分くらいかけて溶かし、全体がなめらかになるように均一に混ぜておきます。
  3. 牛乳を鍋に入れて火にかけ、軽く沸騰したところで火を止め、クリープと練乳を混ぜます。

 

  1. しっかり均一になるまでチョコレートに混ぜ込んでいきます。

    *ここでラムやブランデーなど好きな洋酒を大さじ1~2杯追加すると大人の味に!

  2. ゆず皮を混ぜ込みます。

 

  1. ラップを敷いたタッパーにチョコレートを流し、冷蔵庫で冷やし固めます。
  2. 2-3時間したら、ココアを敷いたまな板の上にチョコレートを出し、ラップを外して上にもココアを振ります。
  3. 熱湯かコンロの火で包丁の刃を温めて切り、全部の切り口にココアをまぶします。
  • 一回切る→ペーパーで刃を拭いて→また温めて→切る
    を繰り返すとキレイに切れます。
  • 切った後、手で成型すると写真のようにぷっくりした感じになります。
  • 周りのボコボコしたところは、カットして手で丸めます。

<ワンポイントアドバイス>

  • コンビニに生クリームがなかったので、牛乳+クリープ+練乳の合わせ技を使いました。動物性の生クリームがある場合は、チョコと同量で同じように作れます。
  • ラッピングは、色画用紙や包装紙を折って箱にしたり、クッキングシートで巻いてヒモでまとめたり、家にあるもので軽めに可愛らしく仕上げるのも良いです。
  • 溶けやすいので、暖かいところは避け、冷凍庫か冷蔵庫保管で。
  • ナッツやドライフルーツなど、水気の少ないものをいろいろ入れてアレンジしてみてくださいね。

*第37回も、温度計が必要ですが、チョコレートのお気軽レシピです。

◆◆おしらせ◆◆
LocoDishは、2012年3月11日をもちまして閉店させていただきました。
8年間ご愛顧いただきありがとうございました。

静岡おでんは
姉妹店NEO(当代島 バイパス沿い 市民病院交差点)に
お引っ越ししました。これからもよろしくお願い致します。)