2016年6月25日に、隣接するパークシティ東京ベイ新浦安SOL(14階建て228戸)向けに、元了徳寺大学敷地に建設される「(仮称)新浦安ホテル計画」の第2回住民説明会がありました。
2回目となる今回の説明会には、第1回の80人を大幅に上回る150人以上が集まりました。
この建設用地は、了徳寺大学の東側3分の1の「モネの庭」がある土地であり、昨年、大学敷地一体での購入を求めるURから大学側が一旦購入後、不動産会社のジャパンエステート株式会社に転売し、建築主である合同会社KRF45(不動産ファンド会社ケネディクス株式会社の子会社)に譲渡されたものです。
隣は大学の敷地だとばかり思っていたSOLの住民にとって、突然のホテル建設計画はまさに青天の霹靂。しかも建築基準法の建ぺい率、容積率など法規上目一杯の9階建てのホテル計画は、眺望、日照、安全など、住環境を一変させるだけでなくホテル客室とマンション住戸が至近距離で正対していることから、プライバシーの侵害も深刻な懸念材料になっています。
6月4日に行われた第1回住民説明会で圧倒的多数の住民が異を唱えたことから、6月12日、SOL自治会は、内部組織としてホテル建設計画対策部会を立ち上げ、対応に乗り出しました。
3時間に及ぶ第2回説明会では、主に土地所有の経緯、出入り口の安全性、建物の高さなどについての質疑応答がありましたが、事業者側と住民側の意見が折り合わず、話し合いは次回に持ち越されました。
SOL自治会の対策部会は、今後、事業者に対し、浦安市の条例にも明記されているように「近隣住民等に誠意をもって説明し、紛争が生じないよう努める」よう、誠実で丁寧な対応を求めていくことにしています。
2回目となる今回の説明会には、第1回の80人を大幅に上回る150人以上が集まりました。
建築主である合同会社KRF45より説明会の写真を削除して欲しい旨の要望が
あったため、写真は削除しました。
近隣住民に配布された資料を基に、新浦安ナビが作った図です。
明海中学校側から見たホテル、Sol街区側に客室の窓が並ぶ計画です。
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