新町地区にて下水管の災害復旧工事が本格的に開始 |
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2013年6月2日に、浦安市が臨海地区連絡協議会にて、新町地区の下水管の災害復旧工事の説明を行いました。
既に5月下旬より新町のあちこちで、試堀や調査が行われていますが、いよいよ今月より壊れた下水(汚水)管の本格的な復旧工事が始まります。工事は今月から始まり、年内に完了する予定で行われます。
臨海地区連絡協議会では、シンボルロードの液状化対策工事で渋滞を回避するために使われる道の多くでさらに下水管の災害復旧工事が始まることで、さらなる渋滞などが危惧されるとの声が上がっていました。また、ホテルエミオン東京ベイ、ヨーカドー、ケーズデンキ、ケイヨーデイツーなど新町地区の多くの商業施設の駐車場の出入り口に面した道路が片側交互通行になったり、ときには使えない時間帯が出るなどの説明もあり工事により多くの渋滞が発生する可能性もあります。
下水道の復旧工事に関しては、浦安市だけでは手が足りず、工事管理などに関しては「東京都下水道サービス」の応援を得ています。
写真は、5月27日に行われた試堀の様子
現在歩道下に埋設されている下水管の復旧工事を行うためには、その上にある水道、ガス、電気、通信などを移設しないと出来ないため、今回の災害復旧工事では下水管は車道の歩道側に新設されることになります。
また、従来使っていた下水管やマンホールは、コンクリートを流し込んで埋めてしまう予定となっています。
さらに、今回新設される下水管は液状化対策として、下水管を埋める際にはセメント系改良土を使い下水管の周囲を固める処理がなされるそうです。マンホールに関しては、下水管との接合部にフレキシブルジョイントが用いられ、地震で下水管やマンホールが動いても接合部分がある程度揺れに耐えられるような構造になります。
今回の災害復旧工事では、ほとんどの場所で道路を掘って開削工法となりますが、ホテルエミオン東京ベイ横やケーズデンキ横の道路では、推進工法が用いられます。推進工法では、道路に機械を入れる縦穴を掘るだけで済むため、交通に対する影響が開削工法より少なくなります。
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