「羽田空港再拡張事業に伴う地域環境と生活に関する調査」の実施について |
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浦安市が、羽田空港の航空機騒音に対する住民反応を把握するため、8月31日に調査票を発送しました。
羽田空港再拡張事業による新滑走路の供用開始は、約1年後の来年10月末と迫っており、その後の発着回数は、現在の1.4倍にあたる407,000回に増加します。更に、現在ほとんど飛行していない深夜早朝時間帯(23時〜6時)には、1日あたり112回の発着が行われる計画となっています。
市としては、深夜早朝時間帯の飛行経路やその騒音影響について、現在までに具体的な説明を受けていないことから、市民の安眠が阻害されるのではという懸念もあります。
そのため再拡張前の直前となる本年度に、住民反応(アンケート)調査と航空機騒音実態調査の同時を実施するとともに、騒音影響予測シミュレーションなどによる検証により、市内の航空機騒音の状況を把握いたします。調査結果につきましては、本年度内に取りまとめを行う予定です。
なお、再拡張後に騒音被害が生じた場合には、同様の調査を再度実施し、供用開始前後の比較することにより市内の騒音影響の状況の変化を把握することが可能となります。
調査内容(郵送配付・郵送回収)
1.期間 平成21年8月31日〜9月18日
2.対象 浦安市に居住する20歳以上(1年以上在住)
3.抽出方法 住民基本台帳からの3,000人の無作為抽出
協力 京都大学大学院 工学研究科 都市環境工学専攻 環境衛生学講座 准教授 松井利仁
研究分野 騒音の健康影響に関する研究・疫学調査 航空機騒音の影響(健康影響・聴力損失)
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