キャブレターで気化させたガソリンをエンジン内でプラグの火花で着火して爆発させる。プラグの火花を出すタイミングは、ポイントの部分のスイッチが入ったタイミングだ。
でも、これって、電子制御が行われる前の話で、今時はガソリンの噴射も電子制御、プラグに電気を流すのも電子制御、アクセルやブレーキまで電気仕掛けなのが現状だ。
昔のエンジンは壊れかけてもだましだまし使えたが、今時のエンジンは制御回路が壊れたら絶対に動かない。もちろん壊れてもある程度安全は保たれるように設計はされているが...
ハーレーでさえ、キャブレターモデルは無くなった!
もう、無理矢理動かすことも出来ないのはハーレーじゃなくていいのでは?
キャブなら適当にガソリンの濃さを調整できたり、多少手荒く扱ってもなったが、インジェクションは計算された範囲でしか正常に動かない。
職人技で直せるエンジンがいいのか?計算し尽くされたエンジンがいいのか?
確かに、3ナンバーの自動車の燃費を15キロ以上にすることはキャブレターモデルでは無理だろう。でもなんか違っている気がする。
オイルとガソリンの臭いがしない車は何だか寂しい気さえすることがある。
新しい車には、サイドブレーキすら付いてない。
付いているのはサイドブレーキもどきを動作させるためのスイッチだけなのだ...
あの伝説のターンはもう出来ないのだ(笑)