震災で本管までの管路が詰まり、以来1年半の間はポンプ2台と仮設の塩ビ管により本管まで汚水を送り出していた。
停電で電源が止まると...考えただけで恐ろしいことになることは明白だった。
ただ、震災の復旧工事を考えると、汚水管の復旧はかなり時間がかかりそうだったが、突然復旧したのだ。
市が管内に溜まっていた土砂を取り除いたところ、自然に流れるようになったとのことだ。液状化で吹き出した砂が汚水管に流れ込んだら、ちょっと水を流したくらいでは砂が重くて流れないだろう。きっと本格的な復旧工事を前にバキュームなどを行った結果、復旧出来たんだろう。
すでに、隣の中学校のプールから仮設で引いていた電源も片付けられ、何事も無かった様になっているが、ポンプと仮設の塩ビ管だけはまだ残されている。これが無くなるときが本当の復旧なんだろう。
何はともあれ、祝杯をあげたいほどうれしい。
これで、各戸への給水管も100%開けられるだろう。
本復旧までにはまだ時間はかかるだろうが、徐々に震災の傷跡もなおりつつある。
はやく、街全体が元通りになるといいんだが、まだ1年以上はかかるんだろうな。
コメントする