グーグルが、モトローラ・モビリティを買収

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http://investor.google.com/releases/2011/0815.html

Googleは、今まで通りAndroidを他のメーカーにも供給しなければならないが...

自社で開発するハードにマッチしたAndroidに進化させることは可能だ。
そして、最新のAndroidにマッチした端末を開発することも可能なはずだ。

これのニュースで最も危ういのはAppleなのかもしれない。
Googleが、Appleの端末をしのぐ性能の端末を開発できる力を手に入れたかもしれない。
でも、モトローラ・モビリティを買うなら、日本の端末メーカーを買った方が高品位な端末が作れたかもしれない(笑)

Appleはいつ日本でSIMフリーの端末を出すのだろう。
そろそろ考える時期が近づいている気がする。

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コメント(4)

グーグルが欲しかったのは、モトローラ社が世界各国で持つ1万7千件の無線関連特許だと思いますよ。この点ではガラパゴス携帯の日本メーカーは足元にも及びません。

グーグルはアンドロイド関係でMS/アップル/IBM等から訴訟を起こされまくっています。
上記企業は世界でそれぞれ1万8千件以上特許を所持しており、特許侵害の訴訟ネタは山ほどあります。
特許件数が多い企業はクロスライセンス契約を交わして『自社の特許技術利用を許す代わりに、相手の特許技術を利用させてもらう(利用に際してライセンス料を支払わなくてよい)』関係を構築しています。

しかし、現在グーグルが保つ特許件数は750件で、上記手段を使える程の交換条件を出せない状況です。

これまでにもノーテル社やノベル社が売り出した特許を購入しようとしましたが、全てMS/アップル連合に競合され負けました。

今回モトローラ社を企業ごと吸収する事で、現在抗争中の案件も含め、特許問題和解の道筋が見えて来ます。

ハードメーカーとしてみると現在世界シェア2.7%の4位なのであまり魅力がないですが、かつての携帯世界2位企業ならではの知的財産が非常に『魅力のある買い物』だったのでしょう。
※魅力がないといっても、世界シェア4位は日本メーカーよりはるかに上ですが。

グーグルが『アンドロイドのオープン性は変えない』と言っているのもまるっきり嘘という訳ではないと思います。

確かにその通りですね。
どうなるのか楽しみです。

スミマセン。読み返してみると『だから何が言いたいか』が判りにくいですね。

先のコメントで言いたかったのは『ハードメーカーの買収だけど、欲しかったのは特許だから、買収完了後すぐにハードウェア生産事業だけ売却する可能性も高いですよ。現在良好な関係を保っている韓台メーカーとの関係を悪くしてまでハード事業するメリットはないですし。』
という事です。

グーグルは多種多様な買収をしていますが『設けるのは広告収入と技術ライセンス』という点はすっとブレていません。だから『グーグル自社生産ハードウェア販売』というのはないと思うんですよね~。原価高いし。

収入源は今後もブレることなく行くんでしょう。そうでないと違う会社になってしまいますしね。だからこそ、違うことをはじめるときの判断が難しいんでしょうね。

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このページは、管理人が2011年8月16日 01:40に書いたブログ記事です。

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