2011年3月アーカイブ

水道の蛇口

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我が家が断水していたのはほんの10日間だったが、毎朝無意識に蛇口をひねっていた。
水道が普通に使えることが、こんなにも幸せなことだと実感した1週間だった。

近所の人と話していたら、蛇口をひねっても水道が出ない夢を見るようになったという人もいた。それほど断水が続くことは現代人にとってはショッキングなことなんだろう。

政治にとって、昔から治水は最も大切なことだった。
今の政治家は便利になりすぎてこの大切さを忘れているように思える。

毎年、国会議員になったら、自宅の水道を1週間止めて大切さを身をもってわからせる位のことをしてもいいのでは無いだろうか?(笑)

水だけでは無い、電気、ガス、電話、インターネットも重要なインフラだ。

今回の地震で経験したことをみんなに伝えることも、被災した我々の責任の様に思う。

確かに東北の被災地と比べればたいしたことは無い浦安だが、普通に選挙が出来るかは???だ。

29日に浦安市選挙管理委員会が、選挙ポスター掲示板を所定数設置できないとして、公職選挙法で非常事態に掲示板を設けなくてよいとする規定の適用を県選管に届け出た。
これは、県が無理に選挙を行ったときの対策だろう。

なぜ、こんなにも選挙管理委員会は頭が固いのか?

このままだと、予算の執行も出来ないし、浦安市選出の県議会議員もいなくなる。
当然、浦安市の復興も時間がかかることになる。

県の選管がアホなら、国が決定を下すとか出来ないのか?

選挙より、地震の応急復旧が優先されるべきなのは明らかな事実だ!

弱い者いじめはやめてくれ!

被災した香取市や旭市は政府からの災害支援金を獲得するために選挙をやる予定です。

浦安市は?
どうなるんだろう。

浦安市によれば、4月中旬までにはライフラインの応急復旧が完了する見込みだとのことだ。

その後、本格的な復旧工事が開始されるのだろうが、単なる復旧工事だけで、浦安市は"復興"出来るのだろうか?
単なる復旧工事を行い元通りにしても、再び地震が起きればまた同じ状態になる。"復興"するには、地震に強い街にしなければならない!

復旧しただけでは、地震前の不動産価格には戻らないだろう。
単に復旧工事を行うのでなく、これを機会に地震に強い街作りを行うことが大切だろう。
例えば、ライフラインは共同溝を建設して地震に強いインフラの整備を進めるとか、液状化対策をした上で道路の舗装をやり直すとかの対策が絶対に必要だろう。

長期的な浦安の発展を考えると、これから策定される"復興"に向けたプランがとても重要だろう。
痛い目に遭った浦安市だからこそ、二度と痛い目に遭わない対策が取れるはずだ!

頑張れ浦安!

おもしろ半分で見学に来るのは止めろ

地震から2週間も経つと、変な奴らがたくさんやってくる。
ネット上でも浦安の液状化を見に行こうなどとあおる奴らが現れている。

さらには、火事場泥棒的に、被災地の物色をしている奴らまで現れている。
我がマンションでは、防犯部隊が定期的にパトロールをするようになったが、毎日不審者の目撃がある!

ワイドショーの取材陣はあり得ない行動をしているそうだ、「最も傾いている家はどの辺にありますか?」などとふざけた質問をしているらしい。

ニュースや記事を見てもマスコミの対応がよくわかる。
いい加減な取材をしているところは、駅周辺のみの映像だけだ。
本気で取材している奴らは、被害状況より共助の状況をレポートしている。

被災状況を正確に報道してもらうことは、浦安市にとってもプラスになるが、おもしろ半分で報道されることは決してプラスにはならない。

靴が綺麗なマスコミの取材陣には注意しましょう!

3月24日現在:1人負傷、住家全壊8世帯、半壊470世帯での事実に基づき、住家が滅失した世帯が多数に及び、継続して救助を要する者がいるとの理由での適用です。

やはり戸建ての被害が非常に大きいことがわかります。

災害救助法が適用されれば、全壊、半壊した世帯向けに県が仮設住宅を建設したり、災害弔慰金法に基づき災害援護資金として個人が低金利で貸し付けを受けられたりするなど、多くの支援が提供されます。
また、今後の被災地として予算措置など支援も受けやすくなると考えられます。

「浦安市における東北地方太平洋沖地震の被害と対応」なる資料によると、市の被害総額は734億円となる。

さて、この被害額も気になるが、どれくらいの期間で復旧が終わるのだろうか?

これから調査が進むにつれて、被害状況もまだまだ拡大する可能性もあるだろう。

まずは、護岸の修復をして、新浦安"島"が流されないように!
次いで、ライフラインの本格的復旧だろう。

 

浦安市の復興

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まだ上下水道やガスが復旧していない地域があるのに、こんなことを考えるのは時期尚早かもしれないが...
市内のインフラが完全に復旧し、元通りになるまでにはどれくらいかかるのだろうか?

習志野市では、地震で損傷した汚水管の整備には3カ月以上かかる見通しな上、さらに余震による地盤の動きも複雑で、本格工事には数年かかるとの見解を示した。

でこぼこになっているシンボルロードを平らにして舗装工事をやり直すだけでも数ヶ月かかるだろう。さらに、他の道も同じように復旧するとすれば...1年では終わらない様な気がする。

インフラで最も被害の大きいと思われる下水も同じだ。
簡単には全面復旧はできないだろう。

こんな事態になった現実を考え、少なくともシンボルロードくらいは、共同溝設けて災害に強い街に生まれ変わるような復旧方法をとるべきだと思う。

さらに、この街を守る護岸は、砂の街である浦安にとって最も大切な構造物であり、今回被災した部分も含め、全面的に強化しながらの復旧が必要でしょう。

計画停電

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今日は計画停電がある予定だ。
明るい間の計画停電は、電気が無くてもいろいろ行動が出来るが、暗くなってからの計画停電はちょっと辛い。

計画停電で使える小物をいろいろ探してみた。
・電池で動くCDラジオ
・電池で動くテレビ
・キャンプ用の蛍光灯ランタン
・パソコンとワンセグを見るUSBチューナー

これだけあると、3時間程度は飽きずに過ごせる。
そして、無線WAN対応機器があると、基本的にインターネットにも接続できる!

それにしても、計画停電を回避出来る見込みは全くないように思える。
このまま夏になり、エアコンをようになったら...首都圏大停電なんてことにもなりかねない。
今から発電所を作っても間に合わないだろうし、どうなるんだニッポンは!

頑張ろう浦安市!

blackout.jpg

節排水

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地震以来10日間水が使えなかった。
ガス、電気とインターネットは、地震当日から止まること無く使えた。

今回の地震ではライフラインがいかに重要であるか身にしみてわかった。
その中でも意外に下水が重要だと感じた。

浦安市は、汚水と雨水は別系統になっている。

生活する上で、汚水管が使えないと非常に困るのだ。
水道が止まっても、バスタブの水を使ってトイレを流すことが出来るが、汚水管が使えないと全くトイレが使えないのだ。
また、マンションでは、汲んでおいた水で顔を洗っても流すところが無い。

幸いにも我がマンションは、地震翌日には応急復旧で下水が使えるようになったが、水道が完全に使えるようになった今も下水の排水能力が低いので自宅での風呂は4日に1回の輪番制となっている...

我がマンションの節排水はどこまで続くのか...
21日時点で市内の約4千戸が断水し、約6千戸のガスが停止となっている現状を考えると、下水の本格復旧はまだ少し先なんだろう。
少しだけ明るい話は、下水の仮復旧に使っているポンプを現在の倍程度の能力のポンプにすることが検討されていることだろう。
この季節水を大量に使うのは風呂と洗濯程度なので、ポンプの容量が倍になると通常に近い下水を流すことが出来るだろう。

東北地方の被害を考えれば、我々の被害はほとんど無いに近い。

頑張れニッポン!頑張れウラヤス!

浦安市は被災地

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ごく一部、全く影響が無い地域もあるようですが...
被害の大小は別とすれば、ほとんどの地域で何らかの被害が出ています。

特に戸建てが多いのエリア、舞浜、弁天、入船、海楽、富岡などでは、住宅街の液状化はかなり深刻なようです。
また、鉄鋼団地もかなりの液状化が見られます。
マンションエリアでは、中高層マンションの建物はほとんど被害はありませんが、マンション敷地内の液状化はかなり悲惨なことになっています。
3階建てくらいまでの低層のアパートやタウンハウス系はかなり建物に被害が出ているようです。

こんな中、地震から数日が過ぎた市内では、ヨーカドーなどの店舗ではそこそこの品揃えで住民をサポートしてくれているのはとても好感が持てます。

断水している飲食店なども、被災者を勇気づけるために様々な工夫で食料を提供してくれているのもすばらしいです。

数日過ごして被災地浦安の中は現実を受け入れ、住民も自ら動くようになりましたが、全国的に見ると、東北地方などに比べて被害が小さいので浦安が被災地だという認識はテーマパークの問題くらいとなっているように思えます。

今日も土のう袋が必要だったとき、東京消防庁と話をしていると、「そんなにすごいんですか?」などと聞かれたくらいだ。
必要以上に大げさにすることは無いが、川向こうの東京都に助けを求めたっていいように思えるので、もっとアピールは必要なのかもしれない。

484,981ページ

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地震当日と翌日の新浦安ナビのアクセス数だ。

地震当日194,917PV、地震翌日290,064PVと新浦安ナビ創設以来、1日のアクセス数としては記録を更新した。

地震当日は、地震発生以来の被害状況を掲載誌続けた。
地震翌日も被害状況のレポートを続けた。
そして、翌々日は混乱の情報整理に努めた。

出来ること、「新浦安に住む人のための地域情報サイトです。」の方針で、やってみたが、やはり一人で動くには限界があった。

被災した自宅マンションの復旧の手伝いや、ライフラインの止まった自宅の手当など、被災状況のレポートをしながらというのも時間のやりくりは大変だった。
被害は小さくはないが、浦安市ではマンションの倒壊などは無かったのは不幸中の幸いなのだろう。

新浦安ナビのアクセスがこれだけになるのは、行政のHPに必要な情報が掲載されないことがかなり影響しているように思える。
住民のために何を伝えるべきなのか?それもタイムリーに伝えるためには、どうするのか?改善が望まれるところだ。

地震発生以来、取材に行くとたくさんの方に声をかけられ、お礼の言葉を頂いた。
あの写真が無かったら、新町がどんなことになっているかわからなかったとか、ナビのレポートを見て徒歩で帰宅する決心がついたとか、様々な話も聞いた。
今から考えるともっと出来ることもあったように思えるが...

新浦安ナビ創設10年目を迎える今年は、このアクセスに応えられるようにもっと頑張ってみるか。

確定申告

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昨日やっと確定申告を済ませてきた。

e-Taxを使えばいいのだが、どうも住基カードを持つ気になれず、今でも書類を提出している。

それにしても"鬼高"は遠い。
市川税務署に行ったことの無い人は、"鬼高"と聞いても???だろう。

実際に電車で行くとしたら、本八幡から歩くのがいいのだろうが、新浦安から行くとなんだかんだで1時間程かかってしまうだろう。

車で行くなら30程で本八幡付近まではたどり着けるが、税務署周辺に駐車場が少ないので本八幡に駐車して徒歩で行く人も少なくはないだろう。

今年、行ってちょっとびっくりしたのは、以前は鬼高駅前のコインパーキングくらいしかなかったのが、税務署周辺に数件のコインパーキングが増えていたことだ。
これはとてもいい!

狭いし、交通は不便だし、いっそのこと税務署を新浦安に移動したらどうなんだろう?そしてそのついでに法務局も!

2003年に日立がIBMからHDD事業買い、今度は日立からWestern Digitalが買った。
こうなると、日本の会社でHDD作ってるのは東芝だけ?

急速にSSD化が進むPCだが、まだまだHDDの需要はあるように思える。

ただ、商売的に考えると、需要のある今売る方がいいのかもしれない。
技術的にはまだまだ大容量化は可能らしいが、磁気による記録はそろそろ限界まで来ている用にも思える。

今回の買収により、主なHDDメーカーはSeagate、Western Digital、東芝、Samsungの4社になった。既に日本でも安価なPCなどは、Samsong製のHDDを搭載しているが何となく用途によりメーカーも決まりそうな気がする。

ここまで淘汰が進んだHDD業界だが、今後どうなるのか?

ちょっと前まで、富士通やNECなどパソコンメーカーは自前でHDDを製造していたのに。

世界的に専業メーカーの時代なんだろう。

東芝の13.3型の「dynabook R731」がちょっと気になる。

東芝のパソコンはかなり前にdynabook SSやLiblettoを使っていたが、10年くらい保有したことは無い。

気になるスペックは直販モデルだと、CPUはCore i7を搭載、SSD、メモリ4GB1、366×768ドット表示対応13.3型ワイド液晶、Windows 7 Professional、USB 3.0あり、Bluetooth、SDXCカードスロット、無線LAN、WiMAX、eSATA、TPMセキュリティチップ、ExpressCard/54スロット、指紋センサー、DVDスーパーマルチドライブ、13時間駆動と18時間駆動の2つのバッテリを付属している。そして、このスペックで204,800円なのだが、下位モデルは118,800円となっていてお買い得感もある感じだ。
大容量バッテリを積むと、1.43kgと若干重めだが18時間駆動というとてつもない容量のバッテリを搭載していることを考えると、我慢できる重さだろう。

モバイルノートパソコンは、安価なネットブックか、高価なレッツノートのどちらかと思っていたが、再び魅力的なdynabookが出て選ぶのもおもしろくなってきた。

ただ、今モバイルノートだけで4台もあるので、しばらく必要はないが...

http://toshibadirect.jp/pc/catalog/r73bd/

9999円!

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本当か?9999円のカーナビ!
ハンファ・ジャパンのPND-A3512というカーナビだ。

しかも、2010年秋版のゼンリン地図を搭載!さらに、バッテリー内蔵!
バッテリーの動作時間が約3時間なので、バイクや自転車などで使うにはちょっと短い。

しかし、バイクならバッテリーから電源を取れば使える。
この値段なら、多少無茶して壊れても何だか納得できるような気がする。

それにしてもなぜそんなに安く出来るんだろう?

ちょっと買ってみようか...

 

iPad 2

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iPad 2は、今月25日より国内販売開始予定だそうだ!

買うべきか?

何に使う?

部屋でダラダラネットを見る。

まあ、そんな感じだろうか?
最近はWindowsのリモートデスクトップのアプリがあるので、Windowsのリモコンとして使うのは便利だろう。

外出先でもVPNで自宅に接続し、リモートデスクトップは出来る。
iPod touchでも出来ないことは無いが、画面が小さいので操作がとても大変だ。

iPodなどで培われたアプリとあの独特のGUIは非常に心強いものがある。
おもちゃとしては最高だろうが...

2,3年使って捨ててしまう高価なオモチャを買う?

発売まで少し時間もあるのでじっくり考えてみよう。

http://www.apple.com/jp/ipad/

花粉が増加!!!

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今週から来週にかけての花粉の予想を見ると、やや多い~多いと何だか憂鬱な予報となっている。

レーザー治療のおかげで、花の粘膜はほぼ花粉を感じなくなった。
ということで今年は飲み薬を1回も飲んでいないが、鼻水が出たり、鼻がつまったりということは全くない。

これはとてもすばらしいことなのだが、今までに無いことが起きている!

目のかゆさが異常なのだ!
例年は飲み薬のおかげで、多少は目にも効いていたのだろう。

ただ、今年は飲み薬無しなので、異常にかゆいのだ!

いつも使っているインタールではほとんど効かないほどだ。
仕方なくパタノールを使ってみたら、これは効いた。
でも目薬が無くなることを考えると恐ろしい。

以前に眼科に行ったときに医者が言ってた「粘膜が無くなるほどかきむしる人がいる」って!
なんだか気持ちがわかるのが怖いぞ。

花粉用メガネ買ってみるか!?

http://tenki.jp/pollen/mesh.html

セミナー講師

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日曜日に市民活動団体応援講座「Webを味方につけて広報力パワーアップ!」の講師を務めさせていただいた。

新浦安ナビを始めてから年に1度くらい講演をする機会がある。

いつもは企業からの依頼なので、依頼先からテーマや出席者のレベルが説明されることが多い。そのような場合は、何を話すかを考えるのはとても楽なのだが、今回は一般から希望した方々が出席するセミナーだったので何を話すかとても迷った。
レベルの高い人向けに話せば、初心者は全く理解できないだろうし...万人に受け入れられる内容はちょっと難しかった。

WAVE101の中ホールはほぼ満員くらいになったが、セミナーの開始時に皆さんのレベルを確認すると、やはりレベルはばらばらだった。

こうなると、顔色をうかがいながら進めるしかない。

何に食いついてくれるのか?
はやり皆さんが食いついたのは、体験談と実演だったように思う。

自前でインターネットに接続する環境を持ち込んだのは正解だった。

実際にこうなります!という説明はレベルを問わずわかりやすい上、説得力がある。

今考えると反省点も多いが、次に続くように今のうちにメモを残してみた。

数年前に、有料のセミナーの講師をしたときが最も緊張した。
今回の様に無料のセミナーでなく、出席者は全員お金を払って俺の話を聞きに来ているというのは経験しない緊張感だった。
今回のセミナーは、地元であるという別の緊張感があった。

次回何か機会があったら、もっと上手に話が出来るようにしたいものだ。
来て頂いた皆さん、本当にありがとうございました。

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