今日、100周年の記念モデルのリリースがあった。
http://denon.jp/company/release/denon100models.html
そういえば俺が高校生の頃、赤坂のコロンビアのスタジオに日本に1台しかないPCM録音装置を見学しに行ったのを記憶している。
あこがれていたDL103のカートリッジやオープンリールの録音装置など、当時は手の届かない存在だったが見るだけで十分だった。
サンスイ、オーレックス、ダイアトーン等々、かなりの数のブランドがあったが、今ではほとんど消えた。
DENONの創立100周年はすごいことなんだろう。
我が家でもメインのCDプレーヤーはDENONだ!
http://www.shinurayasu-navi.com/eblog/2009/10/cd-1.html
今回発売されたような頑固な感じのオーディオ装置を作る技術は本当に貴重になってきたように思う。
筐体の材質から、各部品の品質まですべてを見極めて作られる機械、そして最後は人の耳で聴いてチューニングを行う。
設計図だけでは製品が作れないアナログな世界は、相手が人間であれば必ず必要となる技術だ。そんな技術を残せるような環境が整えばいいのだが...
スピーカーから出てくる音を聴いて感動するという、そんな機会が今時はないのだろう。
音楽ではなく音だけで...
今度時間があったら久しぶりに何か録音してみようかな?
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