旧江戸川、東京湾で三方をに囲まれた浦安市だから、水辺が多い。
土曜日の舞浜の護岸清掃の取材に行き、あの送電線切断事故以来久しぶりに旧江戸川の堤防を歩いた。
河口なので川幅も広く、穏やかな感じだった。
河口より少し上った部分ではボート教室の小型ボートが練習をしていた。
対岸は東京都だ。
この部分は海なく、川ならではの雰囲気がいい感じだ。
舞浜の東京湾沿い、ディズニーシーの海側あたりには小さなビーチが出現していて独特な感じがする。舞浜から千鳥にかけてはほとんど人もいない水辺だ。
鉄鋼団地から明海、日の出にかけての長い護岸は、テトラポットに守られた護岸だが、一番人が多い。休日ともなると家族連れで遊びに来ている人も多い。また、平日でもこのあたりで釣りをしている人を多く見かける。
そして、三番瀬側の護岸は干潟に向かって階段状になっている。
階段状の護岸を下りると、干潮時は干潟を歩けるほど潮が引く。
そんな水辺を考えて見ると、もっと誰もが気軽に水辺を楽しめる様になるといいと思う一方で、誰もが楽しめると今でさえ綺麗とは言えない水辺がもっと汚されるのでは?との懸念も出てくる。
マナーとかモラルとか、今の時代は通用しないのかもしれないが、みんなで綺麗な水辺を大切に出来る様にしたいものだ。
今年も5月30日には、「第15回浦安三番瀬クリーンアップ大作戦」が予定されているが、こんなイベントでみんなが身近な水辺へ関心を持ってくれたらいいと思った。
私の実家は、船橋の国道14号沿い。
父が子供の頃は、14号より海側は、果てしない遠浅の海だったのだそうで、実家の土を掘ると貝殻(多分はまぐり)が出てくるし、つい最近取り壊された古くからあった酒屋さんの更地も貝殻が沢山ありました。
今、国道14号から海を望むことはできません。遥か彼方まで埋め立てられてしまいました。
浦安も新町はは全部埋めたて地ではありますが、3番瀬が残ってくれたおかげで、海の風情は随分と残っていると思います。
ひとたび風が吹き始めると『ハンパない』ですが(笑)。
モラルに欠ける人が増えていることも事実ですが、心優しい人達が多いことも、浦安の特徴のような気がします。
問題は、遠路はるばるやってくる、外から来た人達のような気も…。
どうにかならないものですかねぇ。
確かに確率的には外から来た人の問題の方が多い様に思います。ただ例外もあり、困ったものです。