先日壊れたディスクを交換してもらおうと思い、保証書などを準備した。
ちょっと気になったのは、中に入っているデータだ。
このまま修理や交換に出せば、中に入っているデータは読み取れる状態でディスクが他人の手に渡ってしまう。
これは怖すぎる。
ハードディスクを廃棄するときはいつも物理的にディスクを傷つけたり、割ったりしているが今回は修理だ...
厳密なことを言えば、フォーマットしなおしたり、パーティションを切りなおしたりしてもディスク上に記録されているデータは消えない。
まあ、フォーマットしなおせば、普通の人にはデータを取り出すことは出来ないが、その道の人たちにかかれば取り出せてしまうことがある。
そこで、ディスクを消去するプログラムの登場だ。
最近では、そんなユーティリティが付属しているハードディスクも売られているのでちょっとは知っている人もいるだろう。
米国ではMIL規格で厳密にデータ消去に関して規定されているのでそれに従ったプログラムが安全かもしれない。
500ギガのディスクを完全消去するには数時間を要する。
コピーするのと同じくらい時間がかかることになる。
ディスク上のデータを全て読めないようにするために、消しては書き込み、消しては書き込みというプロセスをディスク全体にわたって行うソフトが、ディスクを完全に消去するユーティリティだ。
パソコンを捨てるときや、下取りに出すときはせめてリカバリーを行う程度の配慮がないと、思わぬデータ流出事故が起きてしまうかもしれない。
こんな事故が実はけっこうあるんじゃないのか?
ノートPCでは暗号化対応HDDのものも多くなったので、初めから暗号化を有効にしておけば、破棄する時復号不能にするだけで良いので楽ですね。一瞬です。
・・・HDDクラッシュした時のサルベージも一切出来なくなりますが。
そうですね。
でもやはりサルベージ出来ないのは困るので...