三菱化学メディアが、MOディスクの販売を終了するとの発表をした。
90年代に発売されたMOディスク(Magneto-Optical disk)は、当時としては画期的なメディアだった。
128メガ→230メガ→640メガ→1.3ギガと容量もどんどん大きく進化を遂げた。
当初は3.5インチだけでなく、5インチのメディアも存在していたが大きなディスクはすぐに姿を消した。
全盛期はデータ通信は9600bpsが最速だったし、記憶媒体はフロッピーディスクやテープドライブが使われていた。それらに比べれば、簡単に数百メガのデータを扱えるメディアは驚異的だった。
ただ、ギガオーダーのデータが主流となった現在では、ほぼ使われることは無くなった。CD-ROMなら10円で700メガの記憶が出来る上、読めないパソコンはほとんど無い。
さらに、DVD-Rなら4.7ギガ入って数十円だ。
そんな時代に1ギガしか扱えないメディアは、もう不要なのだろう。
何かの時のために保管してる我が家のMOドライブもそろそろ引退させよう...
何十ギガ容量のUSBメモリーが簡単に手に入る今となってはもう必要はない。
USBの次は、どんな高速なIFが付くのだろうか?
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