最初に興味を持ったのは中学生の時だった。
自宅の"ステレオ"で音楽を聴くのは大好きだったが、知り合いの家で高級オーディオで自分が普段聴いているのと同じレコードを聴かせてもらったとき衝撃を受けた。
えっ!違うレコードじゃないのか?
そんな風に思えるほど全く異なる音だった。
普段は聞こえない音が高級なシステムで聴くと聞こえてくる。
迫力、臨場感、どれをとっても今まで感じたのことのない世界だった。
衝撃を受けて以来、いつか俺もそんなシステムを手に入れたい!
と思い、高校に進学してからバイトして、自分なりに納得のいくシステムを手に入れた。
先ずは、アンプ、スピーカー、レコードプレーヤーを手に入れた。
アンプ:ONKYO Integra A-808 \85,000
スピーカー:ONKYO MX7 \68,000(1本)
レコードプレーヤー:Victor QL-7R \67,500
次いで買ったのが
FMチューナー:TRIO KT-8300 \63,000
そして、高校生活最大の買い物だったのが
カセットデッキ:AIWA AD-F90M \148,000
だった、
バイトお金を貯めては、秋葉原にオーディを製品を買いに行っていた。
それも、昔聴いたあのいい音で"音楽に包まれたい"という想いからだった。
苦労して手に入れたシステムは十分に自分の欲求を満たしいい音だった。
さらに、それらのお気に入りのシステムを20年以上も使い続けた。
あれからおよそ30年経つが、今でもレコードプレーヤーだけは現役だ。
(レコードを聴く機会はほとんどないが...)