ある程度不衛生でエンドトキシンの量が多い環境で育つと、花粉症にならないそうだ。
エンドトキシンってのは細胞内毒素で、細菌の死などによって細胞壁が壊れることで放出される。
理化学研究所免疫・アレルギー科学総合研究センターの谷口克センター長が「花粉症にならないための9か条」を紹介していたが、子供の頃、汚い環境で育つと花粉症になりにくいんだそうだ。
さらに、花粉症は「人間が物質文明を追求したために生じた免疫機能失調症だ」とまで言っている。
子供に手を洗えとよく言うが、手を洗わない方が花粉症にはなりにくいってことなんだそうだ。
抗生物質を子供の頃から処方され、清潔な環境で育つと、人間が本来持っている免疫機能がきちんと働かなくなってしなうとのこと。
なるほど...
9ヶ条の中で一番笑えるのは、「手や顔を洗う回数を少なくする」だ。
普通に考えれば反対なんだが、ある程度人間にとって不適な環境で育った方が、免疫能力がちゃんと働くんだろう。
花粉症のワクチンとか早くできないかな???
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