2009年2月号

ロハスな生活　〜実際に｢感じる｣自然〜

ライフスタイルの多様化する現代社会で、休日の過ごし方も人それぞれ。
調査によると、会社員の休日の過ごし方は、８割が｢インターネットやメールをする｣で、｢日ごろできない家事｣｢テレビや録画したものを見る｣｢買い物をする｣が５割弱となっています。

普段の生活に追われ外に出ることも少なく、休日もインドアに過ごす毎日。インターネットの普及により、調べたいものは全てネットで検索出来てしまう。数年前では考えられないくらい生活は便利になりました。その一面、バーチャルの世界で解決してしまうために、実際に｢感じる｣というとこを忘れているような気がします。

パソコンに向かい仕事のすることの多い私もその一人。普段からあまり日の光を浴びることが少ない生活で、毎日が家と会社の往復。休日も家でテレビを見たりインターネットをしたりと、インドアな生活を送っていて、自然に触れるということを忘れていました。

ある日友人の誘いで、休日に浦安総合公園に出かけました。天気も良かったのでお弁当を作りお昼過ぎに公園へ。公園に着き最初に目に入るのが、一面に広がる芝生と海。ワンルームの部屋では絶対に感じることのできない開放感に、一瞬で包みこまれました。どこまでも続く海と空から、部屋の中でパソコンに向かい生活する毎日で忘れていた、自然の雄大さを感じました。
芝生の上でゴロゴロ横になったり、フリスビーで遊んだり･･･３時間弱、久しぶりに浴びる太陽の光の下でゆっくりと過ごしました。

インターネットやテレビでは自然を画像として見ることは出来ますが、芝生の臭い、どこまでも続く空の開放感を感じることは出来ません。

忘れていた｢感じる自然｣は、社会の喧騒、普段のせかせかした生活やストレスを忘れさせてくれるゆったりとした時間を、私に与えてくれた気がします。

これから暖かくなり、新緑の美しい季節です。
天気のいい休日は、お弁当を持ち浦安総合公園へ。
実際に｢感じる｣自然に、癒されてみませんか？

参考文献
ｇｏｏ　Researchポータル
http://research.goo.ne.jp/database/data/000807/

Written by Miyuki　Ohuchi