季節の食卓

 

みなさん、こんにちは。フードビジネスコーディネーターの加賀谷恭子です。

仕事がら、いろんな食材を扱って調理をしています。食材は、季節ごとにおいしいものがあって、それは普段忘れかけている昔ながらのものもあれば、新しく生まれたものまで、本当に様々。折角ですから、これから私が出会ったいろんな食材を少しずつ取り上げて、食材のことから考えて作る“季節の食卓”をテーマに、コラムを毎月更新していこうと思っています。 
中でも、私はお野菜を中心とした極々シンプルな調理のごはんを得意としております。だって、農家のみなさんが手間隙かけて作った、自然のチカラが溢れんばかりのお野菜に触れると、余計なことはしちゃいけないなって思うんですよ。お野菜とじっくりお話して、一緒に調理法を決めたりしています。

複雑な調理や、派手なディスプレイはしません。普段、おうちで出来て、いつもよりちょっぴりステキ…という食卓を提案していきます。食べ物を見たり、触ったり、おうちでのごはんが楽しい!って思っていただけたらうれしいです。気が向いた時に、ふらりと見に来てくださいね!

 

第50回 初夏のアスパラごはん

初夏ですね。子どもの頃から、この季節になると必ず「豆ごはん」を食べていて、えんどう豆をさやから出すのは私の役目。少し青くさい香りに「もうすぐ夏だなぁ。」なんて思っていました。「夏の香りだ!」と思うものには、アスパラもあります。そこで、今日は「アスパラごはん」を作ってみることにしました。

<材料>

材料(4人前くらい)  
2合
アスパラ 3本くらい
小さじ1
昆布 10cm×10cmくらい
大さじ1
白胡麻 適量

<作り方>

  1. 米をといで、ざるにあげておきます。
  2. アスパラは、ハカマ(葉のようについている三角形のもの)をピーラーで取ります。軽くなでるように。
  3. 7mmくらいの小口切りにします。
  1. ボウルに塩とアスパラを入れ、軽く混ぜます。ギリギリ浸るくらいの熱湯を入れてひと混ぜし、1分間放置します。
  2. アスパラをざるにあげ、冷蔵庫に入れておきます。(浸した湯も使うので捨てずに)
  3. 炊飯器に米、アスパラを浸した汁、酒、昆布を入れ、2合ぶんの水位まで水を足して、炊飯器のスイッチON
  4. 炊き上がったら、アスパラを入れて全体をよく混ぜて5分くらい蒸らします。
  5. お好みで白胡麻を摺ってかけます。

 


*おむすびにしてもおいしい!!

<ワンポイントアドバイス>

 
  • アスパラを浸した湯を入れて炊きこむことで、溶けだした香りや栄養素もまるごといただきます。
  • 今回はシンプルにアスパラの香りを楽しめるよう塩味にしましたが、ごはんをバター醤油の味付けごはんにしたり、生姜醤油で炊きこんだりしてもおいしいですよ。いずれにしても、アスパラは炊き込むと柔らかくなりすぎて食感の楽しみが減るので、後入れがオススメです。

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