総菜キングという感じの切干大根。大根を天日と寒風で干すことで、栄養も旨みも増すというものです。11月頃からおいしくなる大根を使って、お日さまのパワーと冬の冷たい風で干す・・・今が一番おいしい時期ですね。常備しておくと、もう一品欲しい時にとっても便利です。
選び方
切干大根が一番メジャーですね。細く短く切ってあり、安価で使いやすいです。手切り大根は少し太めで噛みごたえあり。花切り大根は、輪切りにした大根を干したもの。今回近所で手に入らなかったけれど、割干大根は縦に長いまま切って干してあるので、料理に合わせて好きな長さに切ることができます。
同じ大根でも、切り方で食感が違います。サラダには切干や花切り、重ための炒め物には手切りや割干など、料理によって使いわけるとバリエーションも広がりますね。
戻し方
実際は、ささっと水洗いしたらすぐに料理に使えます。ね、全然難しくないでしょ?生の大根よりカンタンなくらいです。汁ものに入れる時などはそれで十分です。戻した時の出汁が加わって味に深みが出ます。
調理時間が短かい炒めものや、水気の少ない料理の時には、水に浸して少し柔らかくしてから使いましょう。ぬるま湯だと戻し時間が早まります。長く浸しすぎると、味も栄養分も流れ出てしまいますので、戻しすぎに注意です。手で触って、感覚でわかるようになったら、かっこいいですねー!
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