最近ちょっと話題になっている「モスキート音」ですが、なかなか奥が深い!
ちょっと調べてみたら元々イギリスでコンビニ前でたむろする若者を追い払うべく開発された“音”だ。若者だけが聞こえるという「モスキート音」、不快な音をコンビニの前に流して若者を追い払う装置があるんだそうだ。
このモスキート音は、単純に17000Hzほどの高い音だ。
人間の耳は、20Hz~20000Hz程度の周波数を聞き分けることが出来るが、年を取るに従って高い音が聞こえなくなってくる。
モスキート音はこの聞こえなくなってくることを利用し、若者だけが不快に感じる音になっているんだそうだ。
若者の間では、このモスキート音を携帯電話の着信音にすることが流行っているらしい。
何でも試してみないと気が済まない俺としては、早速ダウンロードして使ってみた。
まず、ちょっと心配したのは、43歳の俺の耳はモスキート音が聞こえるのか?
ダウンロードした17000Hzの音を携帯で鳴らしてみると、聞こえた!
何とも不快な「き~ん」という音だ。
なるほど、これを着信音にしておくと、オフィスなどしーんとした静かな場所で携帯が鳴っても他の人が以外気が付かないので便利だ。
同じ年の友人にこの音聞こえる?って聞いたら、全く聞こえないといっていた...
人によって耳の周波数特性は異なるんだろうが、どれくらいの年齢から聞こえなくなるんだろう...
若い頃にオシレーター使って実際にどの程度まで聞こえるか試してみたが、25000Hz暗いまでは聞こえたことを覚えている。
先日我が家のスピーカーにスーパーツイーターを追加したのだが、このスパーツイーターは、foが20000Hzになっている。つまり20000Hz以上の音だけを出すスピーカーだ。人間は聞こえないという高い音、実際に音楽の要素としては重要な役割がある。スパーツイーターを使ったときと、使わないときでは明らかに音が異なる。これは20000Hz以上の音が聞こえるというよりは、20000Hz以上の音を感じているからだろう。