改革なのか?
日本が昭和の時代を象徴した国民の中流化から、近年加速する格差社会へ変わってきている。
新聞記事によれば、年収200万円以下が1千万人を越え、年収1000万円以上が224万人を越えたそうだ。
社会主義ではなく、資本主義の国なのである程度の格差は仕方の無いことだが、これ以上格差が増えると様々な問題が起きるように思う。
国が力を注ぐべきは20代の若い労力、特にアルバイトや派遣社員などの非正規雇用者を正規雇用にするく政策を考えるべきではないだろうか?
正社員になれないからアルバイトで長期間働く人が増えるのだろうし、正社員として働きたくても雇用してもらえないから派遣で働くなどということは少なくとも無くさなければならないように思う。
そんな政策がとれないなら、正規雇用者でない人たちの権利を守ることを考えるとか、働いているのに雇用形態が違うだけで様々な不利益が生まれる社会がおかしいのだ。
改革は必要だが、改革の狭間で押しつぶされてしまう人が出ないように改革は進めて欲しい。
日本は本当にピラミッド構造の社会になるほうがいいのか...
何が何でも徹底的に勝ち残ろうとする人種がピラミッドの頂点に立つような社会にはなって欲しくない。