いよいよ、インターネットを使った選挙運動が解禁となるが、これで何か変わるのだろうか?
ネットを普段から使い慣れている候補者はいいのだが、ネットをほとんど使わない候補者も多いだろう。これによって、有利な候補者と不利な候補者が出てくるのだろうか?
マニフェストだけを見て投票するよりはいいが、ネットだけを信じていると、実は情報発信は広告代理店任せにするような輩も現れるだろう。
それに、ネット発信だけを専門で行う業者なども現れそうな気もする。
この仕組みによって、そんな新たな利権が生まれているのだろう。
ってことは、ネットの使い方がわからない候補者はそういう業者にかもられる可能性が高い気がする。
後は、某巨大掲示板での不慣れな候補者による炎上もあるのだろう。
詳細がまだまだ不明確な段階でのネット解禁なので、今後様々なことが起きてルールが整備されて行くのだろう。本来はルールが先にあるべきだが、整備する側の知識がついていかない現状が大きい様に思う。
まあ、とりあえず、ネット解禁は有権者としては情報が手に入れやすいということは歓迎するが、だまされないように注意しなければならないのだろう。
有権者として、マニフェストやネットだけを見て投票することは絶対に避けなければならない。なぜなら、マニフェストやネットは他人が作って公開出来るからだ。本当にその内容が実現できる候補者かは、実際の人物を見て、出来るなら話を聞いて選ぶのが重要な気がする。