メーラーは、Eudoraを使ってきたが、開発中止でやむを得ずOutlookに切り替えて数年が経った。
Outlookの不安定さ、重すぎる動作、さらに脆弱性の多さが怖くて別のメーラーを物色している最中にShuriken 2009がリリースされた。前バージョンからの大きな変更点はユニコード対応だそうだ。
早速買って試してみた。
まず、Outlookからのメールボックスやアドレス帳の引っ越しは専用ツールを使って、問題なくコンバートが終わった。さすがに優秀なソフト屋のソフトだ。
そして実際に使ってみると、OutlookやEudoraと全く異なる世界に少し戸惑った。
最も戸惑うのは、俺みたいに複数のメールボックスを常時扱う場合、メールアドレス毎に、受信・送信などのメールボックスが、メールアドレス毎に複数出来ることだ。
これはある意味、メールがごちゃ混ぜにならずにありがたい機能でもある。
もう一つは、HTMLメールの扱いが、OutlookやEudoraとはずいぶん違う。
ある意味、EudoraはOutlookをまねした仕様で、クリップボードにHTMLがあると、メール形式を勝手にHTML形式に変更してしまう。Shurikenは、かたくなにテキスト形式のままメールを編集しようとする。
Outlookと比べて最も気に入ったのは、動作の軽さだ。
メール受信時に、ハングアップしているかのように重かった動作が、何もしていないかのように軽くなった。
まだまだ、慣れないがこのメーラーを使ってみようと思う。