日本高齢化率は現在22.83%だが、浦安市は12.94%と低い。
ただし、浦安市でも場所によっては32.37%となっている地域もある。
この問題は市の問題と言うよりは、日本の国全体の問題だろう。
そして、これからはじまる大きな人口減少に対してどのように対応していくのか?
きっと、残すもの切り捨てるもの、重大な判断を下さなければならなくなるだろう。
近い将来、過疎化の進んだ街を閉鎖したり、住む人がいなくなった住居を壊したり、そんな判断を行政が迫られることも起きるだろう。
電気やガスなどのインフラも、人口が減少すれば、人の少ない地域への供給は難しくなるだろう。
現在のペースで人口が減少し続けると、2100年には明治維新の頃の人口になるとの予想もあるのだ。
2004年にピークを迎えた人口は1億2000万人だったが、2100年の予想は3330万人ともいわれているそうだ。
今の政治がこの危機的な状況に対応出来るとは全く思えない。
今の社会に欠落した長期ビジョンを描く能力は、どうしたら補えるのだろう?