今日↓の様なプレスリリースが出た。
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浦安市とヤフー株式会社は、本日6月15日付けで、災害に係る情報発信等に関する協定を締結しましたので、お知らせします。
東日本大震災の際、これまで年間で約240万件であった浦安市のホームページのアクセス数が、平成23年3月の1カ月間で、200万件にせまるアクセスがあり、特に、地震発生から数日が経過したころには、市のホームページが閲覧しにくい状況に陥ってしまいました。
その対応策として、昨年3月19日に、市ホームページへのアクセス集中による混雑緩の応急対策として、日本IBM株式会社の協力により、ミラーサイトを開設し、アクセスの分散を図ることができました。
今回のYahoo! JAPANとの協定の内容は、
1.キャッシュサイトによる市ホームページへの負荷軽減
2.避難所マップの用意
3.災害情報ブログの活用
となっています。
市では、被災時の情報提供ツールの1つとして、インターネットによる情報提供は、必要不可欠で、重要な手段と考えています。この協定締結によって、被災時の情報提供が、よりスムーズ行えると期待しています。
協定について、詳しくは、Yahoo! JAPANの自治体向け災害協定のページ(http://docs.yahoo.co.jp/info/public/)をご覧ください。
詳細は↓
http://www.city.urayasu.chiba.jp/item29668.html#itemid29668
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謎なのはアクセス数の単位が「件」となっていることだ。
「件」とは?
通常であれば、ページビューとか、訪問数とかがアクセス数の単位となるが...「件」というのがわからない?
もしもページビューの数だったとすれば、震災のあった月に200万PVだったということだろうが、そんなアクセスで通常はWEBサーバーは閲覧しにくくなったりはしない。
事実、新浦安ナビの震災のあった月のアクセス数は1ヵ月で460万PVだったが、普通に動いていた。さらに、調べて見ると、震災の日と翌日の2日間で80万PVだった。
これだけのアクセスがあっても新浦安ナビのサーバーはびくともしないのに、高価な市のWEBサーバーがミラーサイトを作らなければならないほどひっ迫していたとは考えにくい。
もう一つは「キャッシュサイトによる市ホームページへの負荷軽減」だ。
この「キャッシュサイト」とは、Yahoo!の検索結果で浦安市のサイトへアクセスする場合のみの有効なものだろうか?
市のサイトを普通にキャッシュすることはYahoo!には通常は出来ないだろう...
Yahoo!の説明ページを読んでも明確にはわからない。
まあ、アクセス出来ないのは困るのでこういう努力は必要だろうが、根本も何かちょっと違うような気がする。
うーーーん、同感です。特に不思議に思うのは、「キャッシュサイト」です。キャッシュって、データ古くなることはないのかな・・・
いざと言う時に、込み合うからキャッシュ。でもいざという時に「最新」に保たれていなかったら・・・・
キャッシュサイト用に特別ルートが用意されているのかな。
「キャッシュサイト用に特別ルート」は無いでしょうね。想像ですが、市のサイトのレスポンスが一定以上の時間がかかる場合、Yahoo!が自分のところにあるデータをはき出すだけでしょうね。
それが最新かは???です。
ヤフーの営業に乗せられただけのような気がしますが。
税金使うので、あれこれと理由を述べているだけかもしれません。
そうですね。
いろいろみんなで質問してみましょう。
少し前にあった県が富士通へ適切な措置をとらずに委託したことで、浦安市まで自動的に適当の巻き添えになったばかり、
市には情報の専門化がいないような危惧もありますね。ヤフーや業者の言いなりというか、課題抽出から委託するまで全て丸投げなんでしょう。こんな問題がありますよ→このサービスをどうぞ って感じなんでやられちゃう。
そもそも負荷の問題ならホームページサーバ(Fじゃないのかな)にロードバランサー入れての冗長構成で運用じゃないのかな。
キャッシュなんてYahooなりGoogleなり(無料で)勝手にやってるのでは。検索したページが早く表示できなければ、検索サイトそのものの付加価値も下がってしまいますし・・・。それに皆さんが言うように、最新の保証が無い。災害時には、特に最新かどうかは重要な気もします。ま、間違えてキャッシュという表現を使っているのかもしれません。
まさにその通り!
わからないならコンサル入れるとかすればいいのにとも思います。