http://www.shinurayasu-navi.com/topics/2011/hinodegogan110611.html
この前、実際の工事現場を見に行って感じたのは、堤防の作りが意外にも簡単なことだった。
陸側は堤防のコンクリートは数メートルの土で支えられているが、海側は50センチほど埋まっているだけなのだ。
重たいコンクリートの板が単に土に支えられて立っているだけで、土台も杭も無いのだ...
堤防としての機能を考えると、海から打ち寄せた波に対しては有効だろうが、一度堤防を乗り越えた波が引いていくときは、堤防はすぐに海側に倒れそうな感じだ。
そして、今回の復旧工事もどんな工事が行われるのか?
見る限り、護岸のエプロン部分の舗装をやり直し、海際の転落防止?のコンクリートにのブロックを作り直している。
堤防は壊して作り直すようだが、今までと同じ形に作り直すのでは意味が無いように思われる。
大きな重機が持ち込まれ、地固めをすることは行うようだが、どんな堤防ができあがるのだろうか?
堤防を壊したところには巨大な土のうが積まれ、仮の堤防のつもりなのだろうが、波が来たらすぐに持って行かれてしまいそうな感じがした。
砂で出来た人口島”新浦安”はあんな簡単な堤防で守れるのだろうか?
見ているとちょっと不安になる。
県の管轄だからとか言わずに、直接関わる浦安市の関係者には是非見てもらいたい。