メーカー製のパソコンの便利なところは、不具合が起きたときに出荷時の状態にすぐに戻す事ができるメディアが用意されていることだ。
先日、知り合いのパソコンが動かないとのことで相談を受けた。
なるほど、パソコンを診断してみると、ハードディスクが壊れかけている。
ディスクが回ったり、止まったりと動作が非常に不安定なのだ。
ディスク以外は問題なさそうなので、ディスクを交換してリカバリーすることを勧めた。尋ねるとパソコンにはリカバリーディスクは添付されていないとの事だった。
調べて見ると、ハードディスクのOSとは別のパーティションにリカバリー情報が格納されていると…
おいおい!そのディスクが壊れかけているのだ!
慌ててDVDでリカバリーディスクを作成して、リカバリーディスクからの起動を試みた。
起動しない...
???
ネットで調べて見ると、試したユーザー全員が同じ問題で悩んでいる。
さらに調べると、USBメモリーか、SDカードでリカバリーメディアを作成するとちゃんと動くとのことだった。
ネットに掲載されていたとおりにやってみたら、ちゃんとUSBメディアから起動が出来た。
さて、壊れたディスクからリカバリーメディアは作れたので一安心だが、ディスクを交換しなくては…
普通の2.5インチ容量も160GB程度なので、安い店で買えば5千円程度で新品が手に入るディスクだった。
ちょとと考えてSSDを調べて見たら、128MBなら12000円程度で買える。
Amazonに注文すると注文した翌朝にはSSDが来た。
USBメディアに作成した起動ディスクからパソコンを起動して、気長に放っておけばリカバリーは終わるのだが、どれくらいかかるのだろう?
そう思いながらリカバリーを開始したら、あっけなく1時間もかからずに終わった。
なるほど、DVDやHDDでなく、メモリー系のメディアでインストールすると、ここまで早く簡単にリカバリーもできるのだ!
8ギガもあればノートパソコンのリカバリーは十分なので、それくらいのシステムなら、今時はメモリーカードとかでインストールするのだろう。
う~ん、簡単になったな!
FDDの時代は、リカバリーも一日がかりだった(笑)
あ、懐かしい。カチャカチャFD差し替えてた。
あ~、知ってる人がいてよかった(笑)