技術大国日本だったが、アジア勢がこれだけ伸びてくるともう太刀打ちできない。
今でも多くのすばらしい技術があるのに、グローバル化の方向性を間違った日本企業はその技術を生かせなくなっている。
なんとなく、日本の企業は方向性を見失っているような気さえしてくる。
コスト競争に勝つためには、日本で活動していたら確実に負ける。
そして、封建国家日本の企業組織、体質は、グローバルな感覚からはかけ離れていてどうにもならない。
昭和な考えの経営者がいる限り、日本の会社はグローバルに考えると通用しない。
確実にアジアの国々に負けてしまうだろう。
ハングリーさが無いのも一因だろう。
そして、どっちつかずの政治も日本の経済を悪い方向へ向かわせている大きな要因だ。
もっとハングリーに、もっと明確な目的をもって経営を行わないと、ギリシャどころの話でなく日本は沈没してしまうように思う。
何でもっと真剣になれないんだ?
20年前から、俺は、サラリーマンという職業は無くなるし、明日会社が無くなっても大丈夫なように準備をしておかないと、会社員は困ることになると言い続けている。
日本の経営者が、人は育てるのでなく、必要な人事材は買うという意識になれば、日本もちょっとはいい方向へ向くように思うが、まだまだその兆しは無い。
日本語のサービスが始まった「LinkedIn」がこの後どうなるのか?
今までの日本には受け入れられないサービスだが、若者がこれを使い始めるとおもしろいことになりそうな気がする。
そしてこんなサービスを利用する企業だけが、世界経済の失速する中で生き残れる企業なのかもしれない。
Jobsの時代が終わり、TPPの時代となるのも時間の問題かもしれない。今、判断を誤ると日本は無くなってしまうだろう。
頑張ろうニッポン!