詳しくはプレスへの発表内容を見て頂ければわかるが...
発表内容
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Wi-Fiフリースポットの設置と多言語対応観光アプリケーションの構築
市では、市内の公共空間で、スマートフォンやタブレット端末、パソコンなどのWi-Fi接続が可能な機器であれば、無線LANにより誰もが自由に利用できる無料のインターネット環境を整備するため、Wi-Fiフリースポットを市内各所に設置して行きます。
また、外国人旅行者などの利便性を高めるために、多言語対応による観光Webアプリケーションを構築します。
Wi-Fiフリースポットの設置により、市内の公共空間でのインターネットアクセスが容易になり、情報のリアルタイム入手や共有、発信、活用などが効果的に行われるようになるため、本市の観光・商業振興の重要課題でもある「国内外からの来訪者に対するより良いサービス提供」に結びつきます。
また、多言語対応観光Webアプリケーションの構築は、本市を訪れる外国人旅行者が安心して快適に移動・滞在・観光することができる環境の提供につながることから、旅行者の満足度を高め、リピーターの増加といった効果も期待されます。
こうした観光ICT化への取り組みは、観光庁が実施する「訪日外国人旅行者の受入環境整備に係る外客受入戦略拠点」として本市が選定されたことに伴い、受入環境水準の向上事業として、観光庁との連携により実施していくものです。
平成23年度から3カ年の目標 •市内全域をカバーできるよう、Wi-Fiフリースポットを約2000個所に設置
•モデルエリアを設定し、戦略的に設置
1.東京メトロ東西線浦安駅を基点とした半径500メートル区域の飲食店など
2.市役所、公民館、各駅前行政サービスセンター、文化会館などの公共施設
3.宿泊・観光・娯楽施設
4.大型ショッピングセンターなどの商業施設
•多言語対応の総合観光Webサイトの開設・各種サービスを盛り込んだ観光Webアプリケーションの構築
•観光以外にも災害時に役立つツールや地域の防災・防犯、教育、都市環境など、新しいサービスや、より良いサービスの提供
なお、現在、公共施設などでWi-Fiフリースポットの整備を順次進めているところですが、今後は、企業や個人商店、自治会など、個人・団体を問わず、さまざまな方からフリースポット協力者を募集していく予定です。
《観光アプリケーション》 •旅行者の観光をサポートし、満足度を向上させるためのICTツール。
•外国人旅行者が利用することを想定し、使いやすさや外国人の趣向に沿ったコンテンツを充実させる。
•予定するWebアプリケーション機能
◦食べる:飲食店の場所、旬のおすすめメニュー、外国語対応の有無など
◦困ったとき:最寄りの警察、病院、大使館の連絡先、災害時の避難場所、外国語対応可能なコールセンター案内、会話集など
◦イベント:桜の見ごろ、集客イベントなど季節ごとの催し物情報・そのほか、動画を使ったモデルルート案内や歴史体験デジタルコンテンツ、クイズやウオークラリーなども検討中。
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http://www.city.urayasu.chiba.jp/item26297.html#press05
市が行うべき事業なのだろうか?まあ、「訪日外国人旅行者の受入環境整備に係る外客受入戦略拠点」として本市が選定されたことに伴って、総合観光Webサイトを作るまではまだ理解できるが、WEBサイトは作ったときが始まりであり、毎月コンテンツを更新する費用まで考えているのだろうか?
さらに、誰でも接続できるWi-Fiフリースポットであれば、犯罪の温床になることは簡単に推測できる。フリースポットへの接続へのセキュリティはどのように設計するつもりなのだろう?
単に誰でも接続できるフリースポットであれば、警察が厳しくしているネットカフェでの本人確認など意味がなくなる様に思える。警察が取り締まり、市がその取り締まりの網にに穴を開けるような事態となるだろう。
今後「フリースポット協力者を募集」とあるが、一般的なプロバイダの契約で不特定多数の人が接続を許可される契約は無いように思える。
最低限、行政が行うなら事前登録制として、本人確認が行えるような”Wi-Fiスポット”でなければならないように思う。
ネット犯罪を助長するような「Wi-Fiフリースポット」は、絶対に止めて欲しい。