毎年、夏になってビーサンを履くと気が付く、足の親指の爪が黒い。
その足の親指の爪が、今年は綺麗に普通の色なのだ。
毎シーズン、スキーに行って夕方など疲れてきた頃にコブ斜面を滑ると、激痛がつま先に走る。
疲れた筋肉がスキー板を抑えきれず、スキーブーツの中でつま先がブーツのシェルにぶつかり爪の中で内出血となる。
1度くらいなら何とかなるが、これを数回続けると、回復するまでほぼ1年かかる。
1年後に綺麗に回復した頃、再びダメージを受ける。ひどいときは爪がはがれたりもする。
そんな繰り返しで、俺の足の親指の爪は夏はいつも黒かった。
ただ、今年は春スキーを楽しみにしていたが、シーズン中忙しくてスキーにも行けず。
そう! 3.11の地震で、スキーに行くことはなかったのだ。
綺麗な爪に気が付いたとき、ちょっと複雑な気分だった。
地震が起きなければ、爪は今年も黒かったのかもしれない...
あらゆる意味で、今年は違う。
頑張ろう、浦安!