20年前には”dumb terminal”が全盛の時代もあり、ある意味クラウドコンピューティングだった(笑)
今ではシリアル通信でサーバーと端末を接続しようなんて考えることは無いが、ある意味昔から「クラウドコンピューティング」という考え方はあったように思う。
ただ、現在のように会社や家庭がメガやギガの単位でインターネットに接続されているなら、クラウド側に全てを委ねるのは悪くない考えだろう。
ただ、現在では最も高価な”情報”を他人に預ける形になることが最も懸念される状態だ。
もちろんそれによってコストの削減も出来るし、非常時の負荷分散などにも役立つが...
クライアント側は、WEBブラウザだけでアプリは不要となる時代もあり得るかもしれない。
ただ、それが実現されるとネットの無い環境では仕事は出来なくなる。
日本のようにブロードバンドネットワークが、ほぼ切れずに常時使える国では、そのままクラウド環境に突入できるだろうが、海外ではどうなるのか...
BCP的に考えても、今後はますますクラウド環境が増えるだろう。
ただ、クラウドコンピューティングの根本が規定されるような法律が制定されるまで、企業は自衛策をとらざるを得ないのも現実だ。そんな法律のニーズを理解している政治家はどれくらいいるのだろう?