地震が起きて思ったのは、”備えあれば憂いなし”ということだ。
浦安市はインフラの被害で大変なことになったが、道路や橋などが壊滅的に壊れた場所はほとんど無かったように思う。
国道や都市計画道路以上の主な市道は、当初より液状化対策がなされていた。
さらに、橋などは順次耐震化工事が行われていた。耐震化工事が終わっていない橋もほぼ問題は無かったようだが、こういう対応は最も行政に求められるものだろう。
新浦安ナビでは何度か耐震化工事の話題を伝えていたことを思い出した。
京葉線境川橋りょう耐震補強工事
http://www.shinurayasu-navi.com/topics/2008/jr.html
京葉線の橋脚が壊れていたら...絶対に必要な工事だったろう。
そもそも今回の揺れ程度では問題は無かったかもしれないが、今後も起きえる大地震に対しては非常に有効だろう。
明海橋の耐震補強工事
http://www.shinurayasu-navi.com/topics/2006/akemi_bridge.html
こちらも必要な工事だ。
こういった耐震工事は、お金もかかるが税金がこの様な対策に使われることについては一定の理解は得られるだろう。
今後も、この様な工事は積極的にしてもらいたいものだ。
3月11日、京葉線に乗っていて、舞浜駅に着いたところで被災しました。
舞浜は、すさまじい液状化現象が起こったし、高架の上に電車に乗っていたので、ものすごい揺れに遭いました。
正直、震災当初は何事が起ったのか咀嚼できず、何も考えられませんでした。
あの時、もし阪神淡路大震災のように、高架が崩壊していたらと思うと、背筋が寒くなります。
浦安は4分の3が被災しましたが、復興も早かった。
同じように被災している地区は沢山ありますが、市内全域のライフラインがほぼ復旧したのは、浦安市だけでしょう。
勿論、抱える課題は沢山ありますが、それを乗り越える力が市民にはあるし、市もそれに応えていると思います。
今回の被害を教訓にして、埋立地であっても、災害に強い市になってくれたらいいなと思います。
完全復旧まではずいぶん時間がかかるでしょう。みんなで頑張らないと行政だけに任している訳にはいきませんね。