10年前は、扱うデータが大きいのでSCSIのインターフェースが主流だった。
さらに、スキャンする前にエージングが必要な機種さえ存在した。
気が付けばUSBが主流となりとても身近な存在となっていた。
デジカメが主流となる前、銀塩カメラ時代はプリントした写真をスキャンすることはパソコンが普及するとともに大きな役目ともなっていた。
最近では書籍の電子化を行う手段として注目をあびている。
ただ、個人でやる人はまだ少ない上、技術的にも問題が多い。
年末の大掃除時に、我が家ではスキャナーを捨てた。
理由は1つ、捨てるまでの1年間、全く使わなかったことだ。
スキャンしてデータ化することはたまには必要だが、専用のスキャナでなくとも、我が家ではLAN接続された複合機でも可能なのだ。
専用機と比べると若干質は落ちるが、十分な品質だ。
そんなこともあり、長年必需品としていたスキャナーが我が家からは消えたのだ。
そう考えると、情報機器も日々何かが消えて、新しい物が生まれているのだろう。
スキャナーを捨ててから1ヶ月以上経つが、不便を感じないと言うことは、捨てたことは失敗では無く正解だったのだろう。