待ち時間ちょっと時間があったので本屋へ行ってみた。
雑誌のコーナーには欲しいものが無かった。
ふと思いついて文庫本のコーナーに行ってみたら、1冊だけ置いてあった「片岡義男」が目にとまった。
懐かしい...
1940年生まれ、「スローなブギにしてくれ」などの作品で有名な作家だ。
俺が高校生時代に愛読していた。
もう25年くらい読んでいなかっただろうか、迷わずにその本を買った。
独特の言い回し、描写説明の緻密さなど、彼の文章独特の世界が懐かしかった。
それにしても、彼が書く女性の描写は、なぜそんなにも美しく魅力的なんだろうか?
久しぶりに片岡義男の世界に浸って見たのはとても気持ちがいい。
片岡義男の世界=昭和なんだろう。
休日の昼間にビールを飲んで、片岡義男を読む。
なんだかとても贅沢な時間を過ごした。