時事

優良企業は脱ニッポン?

7月30日に楽天がグローバル企業となるために社内公用語を英語にしていくとの発表をした。そして、少し前にはユニクロも公用語を英語にするとの発表をしていた。

超優良企業にとっては、景気の悪い日本の市場はもはや魅力のない市場なのかもしれない。どんなにバカ売れしても世界レベルでは小さな売り上げにしかならい。

今や携帯電話端末の市場でさえ、日本の小さな市場で効率よく商売をするために、普段はライバルの企業が業務提携をしようとしているのだ。

100の労力を費やして日本で売るよりも、50の労力で中国などで売った方が儲かるのだろう。

すでに多くの優良企業は、日本の市場を軽視している。
たとえば、バイク製造販売の大手企業、ホンダ、ヤマハ、カワサキなどは、海外で販売しているバイクの方が種類が多い。バイクの場合は、日本独自の排ガス規制など、別のファクターもあるが、明らかに日本市場は軽視されている。

90年代に世界のグローバル企業が、自国の市場飽和を見極めて、グローバル戦略をとったのと同じことが日本でもどんどん起きているのだろ。
確かに日本の市場と海外の市場ではその大きさは明らかに違う。

怖いのは、不景気のせいで、それら企業にどんどん外資が流れ込んでいることだ。
このままでは、日本の優良企業は他国のものとなってしまう。

こんな危機感を抱く政治家はいないのか?

コメント

  1. まいうぅーぱぱ より:

    海外では、自分に投じてくれる有権者はおりませんからねぇ・・。
    日本企業が以前に比べて優先力を失ってるのは確かです。
    政治もありますが、企業努力で多少リカバリできると思うの
    ですが、まだ、本気の日本企業は少ないように見えます。
    頑張れニッポン!!!

  2. 管理人 より:

    ほんと、頑張れニッポン!ですね。

コメントを残す

*