昨日、国土交通省が3度目の飛行ルート案を提示したそうだ。
新聞報道などによると、浦安市沿岸部の騒音に配慮し、ルートを海上よりにすることにより最大71.3デシベルから66デシベルに下げる案を提示したそうだ。
一般的に、70デシベルが「会話に少し大きな声が必要」となるレベルだと考えると、深夜に突然66デシベルの騒音があるとすると非常に不快だと思われる。
当初は陸地から450メートル離れた場所を通る予定だったコースは、今回の提示では950メートルとなっている。
このコースは深夜・早朝時間帯(23時~6時)で南風の悪天候時に着陸する飛行機のルートであることは忘れてはならない。昼間なら許されても、深夜や早朝の時間帯は、ほとんどの人が寝ている時間帯であり、騒音により睡眠が浅くなったり、気がつかないうちに身体に影響が出ることもあり得るだろう。
浦安市はこれから提示された情報の検討に入るのだろうが、最終的な結論を出す前に、市民に告知の上で実際に深夜時間帯に飛行機を飛ばして影響がどの程度なのかを検証して欲しいものだ。
市長も住民への説明会でこの検証方法を提案していたので是非現実のものとして欲しい。