連休最後の日の朝、オーストラリア人の友人から電話があった。
「パソコンが起動しない、水曜日からの出張に持って行きたいファイルが起動しないパソコンに入っている...」
う~ん、仕方が無いので車を飛ばして友人の家に行ってみた。
パソコンは完全に動かない状態、電源ボタン押したり、電源コード差し替えたりしてみてもダメだ。
友人にこの古いパソコンはもう直らないが、ディスクに保存したデータはたぶん取り出せると伝えた。
そして、新しいパソコンを買いに行くことになった。
ただ、一つ大きな問題が...そう、英語環境でなければ使えないのだ。
英語環境のパソコンを売っている店を探そうかとも思ったが、Windwos 7のマルチランゲージ環境のことを思い出した。確かUltimateか、Enterprise版ならUIを英語に変えられる!
しかし、量販店で売っているパソコンでUlutimateが入っているものは無い。
さらに思い出したのはWindows Anytime Upgradeだ。
これも便利、いつでも好きなときにオンラインでWindowsのエディションをアップグレード出来るサービス。
Professional版のパソコンを購入し、Windows Anytime Upgradeに挑戦、なぜかクレジットカードがAmex以外受け付けられなかったが、10分ほどでProfessionalがUlutimateアップグレード出来た。
そして、表示言語を英語に設定すると、完全に英語環境になる!
なるほど便利な機能だ。
一部Unicode非対応のアプリは文字化けして使えないが、日本語を使わない人にとってはほぼ問題はない。
英語版のOfficeはCDがあったので、インストールしたら問題なく動いた。
後はプリンタのデバイスドライバだが、こちらもほぼ問題はなかった。
古いパソコンから取り外したHDDはUSBのインターフェースを付けて新しいパソコンにデータをコピーして復旧完了。しかし、これだけで6時間ほどを要した。
バックアップはきっちり取りましょう!!!
それにしても、意外にも簡単に英語の環境が手に入る様になった。
XPに時代はEnterprise版のみにランゲージパックが提供されていた上、かなりいい加減な仕様だったので使用に耐えられない部分もあったが、さすがにWindows 7のマルチランゲージ環境はかなりよく出来ている。ヘルプまでも全て英語に置き換わるのはなかなか頼もしい。
欲を言えば、「キーボード」という概念が少しわかりにくいと思う。
ついでに、
Windows Anytime Upgrade – Windows 7 Professional to Ultimate: ¥16,590 JPY
って、高すぎるように思います。