時事

大雪、立ち往生

回の大雪では、各地で高速道路や一般道で車の中で長時間過ごすことになった人が多くいたようだ。
過去に何度か俺も同じ様な経験をしたことがある。
1回目は、台風で中央道、甲州街道、中央本線の全てが止まったときだった。
俺が乗っていた中央線は土砂崩れで、大月駅で立ち往生した。
最初の数時間はディーゼル車の発電機で空調も効いていたが、止まったとたん蒸し風呂となり外で過ごした。その後近くの学校に避難、自衛隊が食料と毛布を持って来てくれて半日以上、避難所で過ごした。道路も全て通れなくなっており、国道上には無人の車が両脇に駐車していた。
2回目は、今回の大雪と同じようだった。
数十年前、まだ関越トンネルが開通する前の関越道だったが、大雪で立ち往生した大型トラックのためにその後ろが全て立ち往生。
数時間後に救援部隊の除雪車が大量にやって来て、その後ろを全車両が走って近くのパーキングエリアに入れられた。当然、入りきらない車両は本線上に残っていたが、水とトイレだけは寒さを我慢すれば使える状況となった。
ただ、雪はやまず、半日近く車内で過ごし、ガス欠の車は人間だけパーキングへ避難していた。このときも、自衛隊が食料を持って来てくれた。
その後、雪が少し小ぶりになると、強制的に高速道路から下ろされたが...前にも後ろにも行けずに、結局ほぼ1日車中で過ごした。ガソリンが満タンでよかったが、ガス欠だったら怖いことになっていたかもしれない。
通常の雪では問題無いが、今回の様な災害とも言えるような大雪の場合は、車で移動するにも準備や覚悟がひつようなんだろう。
雪道を走るとき、俺は必ずスタックしたときに脱出出来る様に、何らかの準備をして出ている。実際に今回の大雪でも、普段は使っていないゴムマットがスタックしたときにとても役だった。
雪の日は、出来ることなら運転したくないのだが...

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