季節の食卓

 

みなさん、こんにちは。フードビジネスコーディネーターの加賀谷恭子です。

仕事がら、いろんな食材を扱って調理をしています。食材は、季節ごとにおいしいものがあって、それは普段忘れかけている昔ながらのものもあれば、新しく生まれたものまで、本当に様々。折角ですから、これから私が出会ったいろんな食材を少しずつ取り上げて、食材のことから考えて作る“季節の食卓”をテーマに、コラムを毎月更新していこうと思っています。 
中でも、私はお野菜を中心とした極々シンプルな調理のごはんを得意としております。だって、農家のみなさんが手間隙かけて作った、自然のチカラが溢れんばかりのお野菜に触れると、余計なことはしちゃいけないなって思うんですよ。お野菜とじっくりお話して、一緒に調理法を決めたりしています。

複雑な調理や、派手なディスプレイはしません。普段、おうちで出来て、いつもよりちょっぴりステキ…という食卓を提案していきます。食べ物を見たり、触ったり、おうちでのごはんが楽しい!って思っていただけたらうれしいです。気が向いた時に、ふらりと見に来てくださいね!

 

第48回 桜のパスタで、春ランチ♪

春ですねー!昨日、桜のマカロンをいただきました。ステキなパッケージを開けると、とってもかわいらしいサクラ色のマカロン。甘くて少し塩気があって、美味しかったので、なんだかうれしくなって、疲れが一気に吹っ飛びました。そこで今日のランチは、桜の花を使って、ぽかぽか春らしいパスタを作ろう!…と思ったら、お店の営業が忙しくて、深夜食になってしまいました。

<材料>

スパゲッティ・・・80g
塩…大さじ1くらい(スパゲッティを茹でるのに使います)
金時豆(水煮)・・・100g(煮汁も一緒にすくって)
コンソメ(顆粒)・・・1g
塩・白こしょう・・・適量
オリーブオイル・・・大さじ1
にんにく…1/2片
鷹の爪(種を抜きます)・・・1/2本
桜 花 漬 (塩 漬)・・・15g

<作り方>

  1. 鍋にたっぷりの水を入れて沸かし、沸騰したら塩を入れます。
  2. 金時豆の水煮を煮汁と一緒にミキサーに入れてペースト状にし、鍋にコンソメと一緒に入れて混ぜながら温め、塩・白こしょうで味を調えます。
  3. 1の鍋にスパゲッティを入れ、商品の表示通りに茹でます。

 


  1. 茹でている間に、桜の花をさっと水洗いし、ひとつは飾り用にとっておき、他は全部細かく刻みます。
  2. フライパンにオリーブオイルと包丁の腹でつぶしたにんにく、鷹の爪を入れて、弱火でゆっくり温めます。
  3. 茹であがったスパゲッティの湯を切り、フライパンに入れて手早く和え、火を止めてから刻んだ桜の花を入れて、全体に混ぜ合わせます。
  4. お皿に金時豆のペーストを敷き、上にスパゲッティを盛り付け、とっておいた桜の花を飾ります。

<ワンポイントアドバイス>

 
  • 桜の花の塩漬けは、しばらく水に浸して塩抜きしてから使うことが多いと思いますが、今回は周りの塩だけを洗い流し、塩気を活かしました。

おうちでもLocoDish!!テイクアウト&宅配メニュー

パン食べ放題!スープ、ドリンク飲み放題!LocoDishのランチ!