パブリックコメント
「パブリックコメント」って何?って聞かれたら、「みんなから意見を聞いたと言うための、お役所の言い訳のための制度」って答えが正しいのかもしれない。
新聞記事によると、内閣府の調査で約9割の人が制度を「知らない」との結果が出たそうだ。1割の人しかしらない制度とは、誰も知らない制度といってもいいくらいだろう。
この「パブリックコメント」は、国や自治体が法令や政策を作る際、最終段階の案を国民に示して意見を求める制度だ。
浦安市もよくこの制度を利用しているが結果を見ると悲惨なもので、毎回ごく少数の意見が収集されているだけだ。
市のHPには「パブリックコメントで意見を募集している案件」なるページも用意されているが、あまり見られていない様に思う。
この制度は元々広く意見を聞く制度なのだから、意見の件数が300件未満の場合は「パブリックコメントを行ったことにならない」などの条件を付けてはどうだろうか?
そうしないと単にお役所のいいわけ作りにこの制度が悪用されるだけのように思う。
さらにもっと意見を募集していることを広くアピールする方法を考えるべきでは?