青少年ネット規制法
青少年の保護を目的に、インターネット上の有害情報の閲覧防止措置やフィルタリングの提供義務など規定する“青少年ネット規制法案が、今の国会での成立を目指しているとも報じられている。
確かに、ここまで氾濫する有害情報はある程度は閲覧防止処置などで対応する必要があるかもしれない。
ただ、フィルタリングなどの閲覧防止処置はある程度は有効だが、抜け道がたくさんあり100%とはいえない。
そこで最も重要なのは、子供たちが万が一有害サイトに出会ったときにどうするべきかを教えることではないだろうか?
どんなに協力なフィルタリングでも必ず抜け道がある上、大人が使用するパソコンを使用したり、フィルタリングのかかっていないパソコンをしたりすることだって十分にあり得る。
大人も、子供も、もっとインターネット有害さや危険さを学ぶべきだろう。
意外にも子供より大人の方がインターネット上で危険な行為を行うことが多いのも事実だ。
たとえば子供が持っている情報がねっと上に流出してもそれほど大きな被害は考えられないが、大人の場合は流出すると危険な情報をすべて持っていることから被害が大きくなる可能性が高い。
何も知らない大人が被害に遭うのが多いのは、ネット上の掲示板での誹謗中傷でいわゆる「削除板」に削除依頼を書き込んでしまうことによる、さらなる誹謗中傷のエスカレートだ。基本的には「削除板」に削除依頼をすることは自殺行為である。(例外もあるが)
そんなネット上の常識を大人にも子供にも学ぶ機会をもっと多くすることが法的規制をするよりも必要なように思う。
コメント
弊社、ネットのアクセス、規制があり、今日も五井先生の偉大な業績を調べようと白光に行こうと思いましたが、拒否されました。
投稿者: ごとう | 2008年06月02日 19:50