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RAMディスクの流行

Random Access Memory(RAM)またはメインメモリーの一部を記憶装置として利用する仕組みのことだ。

まだまだWindowsが普及する前、MS DOS時代の最終期の頃、MS DOSが管理できるメインメモリが640Kだったため、EMSと呼ばれるメモリ管理技術を用いて数メガの拡張が出来るようになった。その頃にもRAMディスクが流行った。
当時はアプリがフロッピーディスクで動いていたが、アプリをRAMディスクにコピーして高速で動作させる等の裏技が流行った。

そして今、再びRAMディスクが流行始めている。
32ビットOSでは、約3.5GB以上のメインメモリを認識できない。
それ以上のメモリを搭載したとしても使えないのだ。

今時のハイエンドマシンには8ギガのメモリーを搭載することも出来る。
このときも32ビットOSを使っていたら半分無駄になってしまうのだ。

64ビットのOSも存在するが、まだまだ互換性の問題などもあり使える状態ではない。
そこで、今、使えないメモリーをRAMディスクにすることが再び流行はじめているようだ。

このIT業界では大きくOSが変わろうとするとき、RAMディスクが流行るのかもしれない。
AppleもOS6からOS7に移行する頃、RAMディスクが流行ったのを覚えている。

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