日本コカ・コーラ社の言い訳
日刊ゲンダイの『「最高の言い訳」・「最低の言い逃れ」』というタイトルの記事によれば、模範回答なんだそうだ。
長野市での聖火リレーで、広告車の伴走を辞退した際の日本コカ・コーラ社の説明だ。
「警備強化で隊列が長くなりPR効果が薄まったから。政治的理由はない」
とのコメントを発表したそうだ。
確かに最大のマーケットである中国と、人権擁護団体の双方に配慮した模範的な回答だ。
仕事をしていると自分は悪くなくても誤らなくてはならなかったり、言い訳をしなくてはならなかったりすることがある。そんなとき、こんな回答の仕方ができれば最高なんだろう。
ビジネスでは感情的にならずに、事実を受け止めた上での対応が迫られる。
日頃から気をつけていないとついつい感情的に動いてしまいがちだ。
広報担当者はそんな冷静な対応が出来る人物でないと、ちょっとした一言で会社が大変な事になる。