« 大きく薄く小さく。 | メイン | 8月最終週 »

ママチャリ

7年ほど前だろうか、新浦安に引っ越してきた日に、ダイエーで買ったママチャリのタイヤが坊主になり、ゴムの中の布が出てきてしまった。

2千円弱でチューブ+タイヤ+リムテープが手に入るが、前後換えたら4千円だ。
今時ママチャリは1万円ほど出せば、変速機付きの立派な自転車が手に入る。

直すべきか?買い換えるべきか?
ちょっと悩んでみたが、資源の無い日本では修理した方がいいだろう...
という結論から修理をしてみた。
タイヤを換えるついでに、数ヶ月前にリアブレーキのワイヤーが切れたことを思い出したので、ついでに取り替えていないフロントタイヤのブレーキワイヤーも取り替えることにした。

ケイヨーデイツーに行ってみると、全ての部品がそろっていた。
ちょっと悩んだ末、普通のチューブの約倍の値段が付いている、パンクしにくい特別なチューブを選んでみた。何でも肉厚でパンクしにくいらしい。さらに虫ゴム無しの弁が付いたタイプのバルブが付いていた。

7年も乗り手入れをしていないママチャリは全てのネジがさび付いていて外すのに一苦労だった。556をかけて、パーツクリーナーで余計に付いた油分を落とし、面倒な作業だったが、何とか小一時間で前後のタイヤとフロントのブレーキワイヤーの交換が完了。

試運転してみるとブレーキの感覚も、変速機の感覚も、新車当時の感覚だった。
ワイヤーが伸びていたり、錆びて動かなくなっていた部分が元通りになり、ちゃんと機能しているからだろう。タイヤも空気が入り、クッションがいい。

これでまた6~7年程度乗れるのなら、4千円の出費はリーズナブルかもしれない。

久しぶりにタイヤの交換を自分でやってみたが、なるほど昔と比べて部品もずいぶん進化していた。リムのバンドは、糊の付いたリムテープになっていたし、虫ゴムが無くなりバルブが付いていたし、地味なところでの技術革新が進んでいることも興味深かった。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)