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浦安を変えるのは誰?

4月22日は、浦安市議会議員選挙の投票日です。
議員の数は地方自治法で上限数が定められており浦安市の上限は34人ですが、浦安市の実際の定数は21人と非常に健全な議員数が条例で定められています。

すでに駅前では毎日のように挨拶をする立候補予定者も見られますが、21の議席にどれくらいの立候補者があるのでしょう?

市議会の定例会は、毎年3月、6月、9月、12月の年4回あり、市行政の事務、事業などを審議しています。
議会の招集は市長が行い、議員定数の4分の1以上の議員から招集の請求があったときは、市長は議会を招集しなければならないことになっています。
現在の議員の任期は4月29日までです。

こんなに小さな市なのに直接議員を見かけることが非常に少ないことは、市議会を見ていてちょっと不思議に感じます。
以前に住んでいた街では、イベント毎にたくさんの議員さんがやってきていましたが、一般の方々以上に様々なイベントに行っている新浦安ナビ管理人ですら、市議会議員さん達を見かけることは少ないです。
ある意味市長以上に様々な行事に顔を出し、市民の意見を聞いて議会に臨んで欲しいですが、そんな風にはなっていないようです。

さて来月の市議会議員選挙は、どんな人が当選するんでしょう...
浦安市の将来を明るくし、市民の意見を的確に代弁してくれる人に投票したいと思います。

コメント

変えるのは君。

こんにちは、コペルニクスです。名前を出すのは差し控えます。
1月23日付けの記事「でたらめな政治」でもコメントさせていただきましたが、
特に地方自治においては、なかなか政治の姿が実感として目に見えてこないですね。
財政破綻した夕張や、高レベル放射性廃棄物受入れ問題で揺れる高知県東洋町のように、
具体的かつ切迫した課題のある市町村は別ですが。

それでも行政の方は、パブリックコメントや市民会議など、ひとまず市民の声を反映するチャネルを持っています。有効に機能しているとは言いがたいですが。
その一方で、二元代表制の一翼を担う議会がさらに市民にとって遠い存在であるのは、大きな問題です。
行事に参加するのもいいですが、私はもっと日常的に、議員自身が目的意識を持って市民と接触する機会を自ら創造するべきだと思うんです。

毎週市内の各地域を回って、場所は公民館でも知人宅でも、場合によっては公園でもいいですよ。ごく基本的な市政の解説から始めて、課題や解決策のアイデアなど、議員がファシリテーター(議論を活性化させる進行技術者)になって市民の皆さんに楽しく考えてもらえる風土をつくること。道具はサインペンと模造紙とポストイット。その場でできたアウトプットはデジカメで記録に残し、ストックすると共に参加者にフィードバックする。これを毎週続けたら、市民にとってすごい財産になりますよ。政策を作るプロセスというのは、本来そういうもののはず。議員は情報を持ち、声を市政に反映させて実現化する具体的な手段も持っているんですから、そこにどう市民とつながるシステムを構築するか、が最大の課題だと思うんです。市民の方も市政に積極的に参加している手ごたえが感じられれば、選挙の投票率だって上がりますよ。平成22年に予定されている次の市長選挙では、ぜひ投票率を70%にあげたいと思っています。

浦安を変えるのは誰?という問いに対して答えるならば、
「変えるのは市民自身。その環境を整えるのが議員の仕事」と言うことでしょうか。
いっそ、全候補者に意見を募ってみてはいかがでしょうか。

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