少子高齢化社会
全国民中流階級、ジャパニーズ社会主義が成功した裏で、少子高齢化が進んでいたことに気が付かなかった...これは日本の政治の最大の間違えだろう。
とはいっても、焦っても何も出来ない。
昨日は市内の介護施設の虐待のニュースが伝えられたが、きっと氷山の一角なんだろう。
俺の祖母も認知症で亡くなるまで様々なことを経験させてくれた。
父がサラリーマンでなく商売をしていたので、認知症でも自宅で介護できたことは祖母にとってはとても幸せだったと思う。
が、今の時代、認知症の老人を自宅で介護できるほど時間的余裕がある家庭は少ない。
24時間監視していないと何をするか全く予想もつかない、調子のいい日は普通の人と変わらないことだってるが、調子の悪い日は家族の顔すらわからない。
そんな状況で行政の手の届かない介護施設がどんどん増えたらどうなるんだろう...
でも、行政が基準を作ってその通りに人員を配置していたらきっと一部の限られた富裕層以外は介護施設には入れなくなることも予想できる。税金ではとてもまかなえないくらい手間がかかるだろう。
医療の進化、社会の変化、様々な環境の変化に、様々な仕組みが協調しあって新たな仕組みを生み出すという新たな取り組みが無い限り、今の介護制度はすぐに破綻してしまうだろう。
少子高齢化を乗り越える政策が無ければ日本は完全に破綻する、今こそ思い切ったことをしなければならない時代なのではないだろうか。