債務超過、総額950億3000万円!
あり得ない金額だ!
総務省が発表した「第三セクター等の状況に関する調査」に基づいたデータによると、県内の三セク・公社法人は全国ワースト3位なんだそうだ。
中でも522億円のも債務超過額を抱えているのは東葉高速だ!
さらに千葉都市モノレールが約196億円、北総鉄道が約116億円と、途方もない債務超過額だ。
何度かブログでも書いてきたが、役人にビジネスは出来ない!
第三セクターというビジネスモデルそのものに無理があるように思う。
儲かるビジネスなら必ず民間企業が手を出す!儲からないから第三セクターにして税金の無駄遣いをしているだけだ。
夕張が代表例だが、千葉県だってこのままでは破産してしまう!
そしてもっと怖いのは日本という国が破産してしまうことだ。
あり得ない話ではない、役人のいい加減な計算と無知な経営方針に従ってビジネスを行えば必ず失敗するだろう。
どうするんだ千葉県は!?
第三セクターは全部止めて、今の家に全部民間の会社へ売ってしまった方がいいのでは?まあ、それだけの債務超過があると買ってくれないだろう。
○○公社とか、もうやめよう!
第三セクタを全部民間に任せたら?
まあ、興味のある方は「財政再建への取組について」なるページが千葉県のHPにあるので見てみてください。
「千葉県財政再建プラン~財政再建団体への転落回避に向けて~」なんて、タイトルだけ見ても千葉県の危機的な財政状況がわかる資料が掲載されています。
コメント
第三セクター自体もよくないのですが、京葉の場合は、楽観的な人口増加計画が最大の原因のはずです。また、補助金のあり方とかがつくばEXPと違うため高額運賃のまま放置されています。
債務超過のうち、半分以上は償却費でしょう。実態はもう少しよいはずです。
しかし、売却するとなれば債務免除は免れません。債務免除を求められないのは(想像ですが)県辺りが債務保証しているのではないでしょうか?
そうなると県の財政が大きく影響を受けます。
さて、債務免除して誰に引き取ってもらうのでしょうか?
京成電鉄か?受けるかな?京成電鉄に税金が流れることになります。
今なら投資ファンド辺りも手を上げるでしょう。
税金出動になっても売却できる決断が出来ているとは思えません。難しい問題です。
投稿者: katsu | 2007年02月17日 12:03
京葉高速も北総鉄道も、潜在利用者は沢山いる筈なんです。
何がいけないか。
利用料(切符代)が高すぎる!
債権を早く回収しようと思う気持ちは分かりますが、乗ってもらわない限り回収はできないわけで、もっと利用しやすい料金にしないと、利用者は増えないですよ。
思い切って利用料を低くしたら、売り上げは思った以上に上がる筈だし、それをもくろんで造成している土地なんかもドンドン売れていくと思うんですが・・・。
発送の転換が必要なんじゃないかと思います。
投稿者: いとう ちひろ | 2007年02月18日 13:44
基本的には通勤定期(=会社負担)のはずです。
確かに高いですが。
補助金の問題なので、行政的に身動き取れないのでしょう。
つくばはその辺を最初から反省点にしているので、北総や京葉の2の足を踏んでいないのだと思います。
値段を下げる=補助金=税金ですから。
たぶん会社のコストカットだけでは間に合わないのでしょう。鉄道は固定費が高い収益構造なので、少しぐらいの発想転換では追いつかないと思います。
このまま継続するにしろ、売却するにしろ税金が出せるか否かの問題だと思っています。だから解決しないのでしょう。
したがって甘い見通しが諸悪の根源だといったのです。
利用しない人が、2路線の負担を出来ないですよね。
しかし、債務免除を仰ぎ、税金を最小限にして、売却するのが鉄道や沿線住民によいような気がします。
また、さらなる赤字を食い止めるという大儀で税金出動するしかないと思います。
こららの理解を得ることと、負担できる財政、または政治家自身の首をかけて、出来る政治家がいないのだと思います。
投稿者: katsu | 2007年02月18日 14:46