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地震と超高層マンション

震災があった神戸では様々な行事が行われているようだが、当時聞いた話でとても気になっている話がある。
震災にあった友人が震災後に最も大変だったのは、「水」の確保だそうだ。
給水車は毎日来てくれるので、飲み水に苦労するようなことは無かったが、マンションの10階に住まいがあったため、「水」を運ぶのに苦労したそうだ。

当然、エレベーターは動かないわけで、水は階段で運ぶしかない。20リッターで20キロもの重さになる。小さな子供がいたこともあり、電気や水道などライフラインが復旧するまで毎日水と食料を階段で運ぶことだけをしていたそうだ。

今時は超高層マンションが増えているが、地震でエレベーターが止まったら???上層階に帰るんだろうか???、ものすごい体力を必要とする上とても水を持って上がるなどということは不可能だろう。

備えあれば憂いなしというが...
超高層マンションがたくさんある中央区では、その「備え」を義務化するそうだ。

10階建て程度のマンションと異なり、超高層マンションにはすべてにおいて別の基準が必要だろうし、マンション下までたどり着いたが、自宅まで登れない“マンション帰宅難民”の対応なども考えておかなくてはならないのだろう。

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