バクテリア駆動モーター
産業技術総合研究所が、バクテリアで駆動する直径20マイクロメートルのモーターを開発したそうだ。
バクテリアが進む方向を一定に保つ仕組みを考えて、モーターの駆動に使うという画期的な発明だ。電気ではなくバクテリアで動くので、バクテリアの食料となるグルコースがあれば動き続ける。
まあ今のところ、超微少なナノテクを何に使うか、使えるかは不明だが、人間の体内で、体液をエネルギーに動き続けるモーターができたことは将来人工臓器などに応用ができるのかもしれない。
それにしても発明家はすごい!動いているバクテリアを見てモーターを動かそうなんて凡人には考えられないことだ。何時の時代も、あり得ないことが現実になる発明は非常に興味深い限りだ。