火災
昨晩の潮音の街の火災現場を見て思ったが、火事を出さないように常に注意をしておかなくてはならない。さらに、集合住宅では他の住戸が火事になった場合のことを常に考えておく必要があるということも思った。
小学校3年生の時父親の過失から自宅が火事になったが、あれほど怖かったことは未だに経験がない。幸いけが人などはなく、家が燃えただけだったが、一瞬にしてすべてが無くなってしまう火事は本当に恐ろしい。
昨晩の現場で消防隊が苦労していたのは、出火した住戸以外の住戸に住んでいる人たちの安否の確認だった。炎の勢いはたいしたことは無くても、直上の住戸などはかなりの煙が立ちこめ、まともに吸ってしまったら非常に危険だ。
また、火が消えても、しばらくの間大量の水蒸気が立ちこめる。この水蒸気もかなりの温度なので危険が大きい。
さらに現場では、お年寄りなど、自力で避難できない方々を消防隊が背負って避難する光景も目にした。人命救助を行う消防隊の方々の苦労は大変なものだろう思う。
いったん火が消えた住戸内では、大型のファンを使って外気を取り入れ、室内の温度を下げる作業まで行われていた。鉄筋コンクリート造のマンションでは、必要な作業なのだろう。
災害や防犯の備えは、自ら行うとともに、ご近所の方々と共同で行うことが最も大切なことではないだろうか。